東京オリンピックの年の政治

国民一律5万円はいつ?賛否の声「意味ない」「喜べないよ、後の増税が怖い」

菅義偉首相が10月14日、自民党有志グループと首相官邸で会い、国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策などを求める要望書を受け取り、「そういう方向で頑張る」と応じたとの報道がありました。

定額給付金が支給されるとすると、国民一律5万円はいつになるのでしょう?これには「意味ない」などの声が出ています。

本当にコロナ禍で困っている国民のためになるのはどうすれば良いのか考えてみました。

ひまり
単なる思いつきではないでしょうね?

国民一律5万円はいつ?

もし、実現するとすれば、国民一律5万円支給はいつになると予想されるでしょう?
前回の国民一律10万円支給の場合で経緯を見てみましょう。

3月18日 国民民主党玉木雄一郎代表が「全国民への現金10万円一律給付」を盛り込んだ経済政策を発表。
3月30日 自由民主党議員若手グループが現金一律給付を含む政策提言を発表。
3月31日 公明党 現金給付を求める提言を発表。
自民党では、。麻生太郎財務大臣が一律給付に反対するも、二階俊博幹事長は一律給付を要求。
4月3日 安倍晋三首相が緊急経済対策として新型コロナウイルス等の影響により収入が大きく減少した世帯に対して一世帯あたり30万円の現金を給付することを表明。
4月17日 安倍晋三首相、当初の給付金制度を撤回し、一律に1人あたり現金10万円を給付することに切り替えることを表明。
4月20日 「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の一施策として閣議決定。
4月30日  国会において所要の補正予算が成立。
5月1日  多くの区町村で、マイナポータルによる申請受付を開始。
支給開始は市町村により、様々であり、各地で混乱を引き起こした。

前回は、決定までに紆余曲折があり、結局最初の提言から、首相の支給決定まで、約1月、支給受付開始まで、約1月半かかりました。

今回の場合、オーソドックスなやり方で行きますと、追加経済対策を盛り込む2020年度第3次補正予算案を年内に編成し、2021年1月召集の通常国会に提出する方向ということですので、このままのスケジュールですと、補正予算の成立が1月上旬から中旬となります。
したがって、早くてその直後に受付開始となります。

別の方法では、提言にあるような、第二次補正予算で設けられた予備費10兆円の残金約7.8兆円のほとんどを用いて、速やかに執行するという手もあります。

ただ、具体的な使い道が決まっていない予備費のうち10兆円については、執行にあたり事前に国会承認が必要とありましたので、今月下旬開かれる予定の臨時国会で、審議する必要があります。
これですと、最速11月初旬受付開始となる可能性はあります。

しかし、予備費をここで使い切って良いのかという議論と、自民党の下村博文政調会長が、家計への再度の給付金については、一律給付も対象限定の給付もいずれも念頭になく、政調会に諮るつもりはないと述べているように全体として前回のような実現の機運には欠けます。

2度目で額が半分となるとどうもね
れん

国民一律5万円の財源・意味

自民党有志グループの長島昭久衆院議員は「特別定額給付金もう1回、5万円でいいからですね、もう1回、消費を取り戻したいということで、やってほしいと」とその意義を述べています。

第一次補正予算で国民一律一人あたり10万円の定額給付金が給付された時の予算は約12兆8,000億円でした。

5万円なら、そのまま、半分に収まるかどうか不明ですが、前回のような市町村への関連する補助金などが減ると考えると、半分の6兆円4千億円程度で収まると仮定できます。

自民党有志グループの提言書では、第二次補正予算で設けられた予備費10兆円の、現在の残金約7.8兆円を財源として、一律5万円を第三次補正予算成立を待たずに支給することを目指しているようです。

なお、その後の、有志グループの説明では、5万円を先に給付し、第3次補正予算を成立させてさらに10万円を給付する案だそうです。
ただ、有志が提案した段階で、賛同の大きな声も聞けて来ませんので、トータル15万円の給付の実現可能性はさらに小さいのではないでしょうか?

ひまり
小出しだと役所などの手間がかかるばかりの気も

国民一律5万円への賛否の声

1回目と何故、金額を変える??
アメリカは既に3回目の給付を終えている。
大人13万5千円、子供7万円を3回。
10万でよくないですか?
あなた達は今も変わらず高額な報酬をもらっといて、国民には減額の5万ですか…。
国民給付は無駄じゃないよ。
家賃給付や学生給付や母子や医療や一部には給付されるけど、ないとこにはとことんない。
我々皆が払っているお金は均等に行き渡るようにして欲しい。
財源がなければ、あなた方の議員年金(月130万程)
これを切り崩して回すべき。
意味のある、意義のある追加支援を国民は待っている。
今苦しんでいる人に5万円で足りると思っているのかな?
家を手放したり家賃の払えない方ってどの様な生活状態なのをお調べになってみては如何でしょうか?
目先だけの政策案は今の日本には本当に要らないです。

出典:ヤフコメ

5万円の評判悪すぎ!
れん

まとめ

要約すると...

  • 国民一律5万円は最速で11月初旬受付開始、遅いと来年1月上旬から中旬となる
  • 現状では国民一律5万円給付が実現する可能性は小さい
  • 限定給付より一律給付への賛同は多いものの、前回の半分の給付額5万円の評判は芳しくない

国民一律5万円の案が出てきましたが、額が中途半端で、前回のようなサプライズもなく、再度市町村に混乱を引き起こしたくないとの政府の意向も働くでしょうから、実現の可能性が極めて小さそうです。

今後の増税など国民の負担を増やさずに、十分な額の給付を行うなら、国会議員の定数を減らすとか、自身の痛みを伴う改革の案が出てこないのでしょうか?

参議院選挙の1票の格差を是正するためと称し、定数を6増やした一昨年のことが思い出されます。

年2,181万円といわれる参議院一人当たりの経費ですので、約1億2千万円以上の税金を毎年使うことになりました。

新政権には、前例にとらわれない政治家自身の痛みを伴う本物の改革に基づく救済を期待したいところです。

ひまり
さすが庶民の味方という姿を見たいわ!

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