東京オリンピックの年のパニック

アマビエ様とは?どんな言い伝え?コロナで壁紙にする人も!

なかなか収束しないコロナ禍にあって、家籠りを余儀なされている人の間で、「アマビエチャレンジ」などとアマビエ様の写し絵を投稿するのがブームです。

アマビエ様とはどんな妖怪で、どのようなご利益があるのかを、江戸時代からの言い伝えに見ました。

水木しげるは20年も前にすでに描いていたそうです。
どのように描いたのでしょうか?

ひまり
日本人は厄除けに熱心だものね

アマビエ様とは?

アマビエ様とは、江戸末期の弘化3(1846)年、肥後(現在の熊本県)に現れたとされる妖怪です。

京都大付属図書館にはアマビエ様を描いた江戸時代の瓦版が残されています。

瓦版に描かれた姿は、地面に着くほどの長髪で、体は人魚のようにうろこで覆われ、くちばしがあり、足は3本ある半魚人です。

アマビエは、水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』第5シリーズに、ピンク色の髪、菱形の目、鳥のような口をした人魚の姿で登場しています。
隠岐の島にはブロンズ像も立っています。

ツイター上で、アマビエチャレンジと称して、アマビエを様々な形に描いて、一日も早いコロナの収束を願うというブームが起こっています。

立体アマビエ、和菓子アマビエ、コスプレアマビエなど続々と様々なアマビエ様が生まれています。

鬱々して過ごしているよりずっといいね!
れん

アマビエ様に関する言い伝え

先の江戸時代の瓦版によれば、江戸の弘化3(1846)年4月中旬、肥後の海中に光るものが夜ごと出現しました。
役人が向かうとそこにはアマビエがおり、「これから六年間は諸国豊作である。しかし、もし疫病が流行ったら、私の姿を写して早々に人に見せなさい。」と予言して消えたといいます。

今回の新型コロナ禍に対しては、今のところ特効薬も、ワクチンもなくて、新型コロナに対応しているのは、ある意味、アマビエという護符に頼っていた江戸時代と変わらぬ状況とも言えます。

日本では古くから疫病が流行るたびに様々な疫病神を追い払う厄除けの護符などが出現してきました。

江戸時代に、天然痘(ウイルス)が流行した際には、海外から「疫病神」が襲来したと考えられていました。
この疫病神は犬と赤色を嫌うとされていたので、患者の衣類などを赤色ずくめにする風習が広まったそうです。
郷土玩具には痘瘡の護符に由来するものが多くあります。

また、当時、大きな影響力を持っていた六郎左衛門というひとが疱瘡神を家に泊め供応して、魔除けの神力があるという話が広まったため、江戸期の人々は疫病神が自分の家を避けてゆくようにと、六郎左衛門の子孫であることを暗示する呪符を家の入り口に貼ったそうです。

さらに、麻疹(ウイルス)が江戸時代に流行した時にも、呪符を書いて家に貼るという麻疹除けが行われました。同様にタラヨウの葉、ひいらぎの葉や麦の穂が門口につるされたといいます。

疫病神が海外からやってくる、自宅に籠って、護符によって、疫病神が我が家に来ないことを祈るというのは、今回のコロナに通じるものがあります。

ひまり
中国や韓国にはないのかしら?

アマビエ様に関するネットの反応

アマビエか。ポジティブに行かないと精神やられるからね。
コロナ何とか乗り切りたいです。
気になって調べてみたら水木先生もイラストにおこしてるんですね。
原典に忠実であるが故、異色な雰囲気に仕上がってました。
躍動感はなく、偶像的な佇まいなんですよね。
コオカルトとは言えるが、実際に民間で語り継がれてきた伝承でもある
今、危機的状況にあるとは分かっていても多くの人は何もできないのが現状
何もできない中でこういったものに祈願して安心を求める、収束を願うという行為もあながち無駄では無いと思う。
新型ウイルスだから対処法は誰にも分らない中、こういった都市伝説的な昔の習慣を行うのも良いのではないでしょうか。
マスクだって、予防というより感染しないように神頼み的ですもんね。

昔は本当にこうした妖怪にすがるしかなかったんですよね。
原田さんのアマビエが想像以上に怖かった
人の念って伝わるだろうから、効果があるといいですね。

出典:ヤフコメ

今は家に籠り、神にすがって祈るしかないのかも
れん

まとめ

要約すると...

  • アマビエ様とは、疫病が流行ったら、その姿を写して人に見せれば、病を免れるという江戸時代に肥後に現れた半魚人のこと
  • これを描いてコロナ収束を願うアマビエチャレンジが、芸能人や菓子店なども巻き込み、様々なアマビエ様がツイッター上に、あふれている
  • 何もできない中でこういったものに祈願して安心を求める行為は、決して無駄ではないという肯定的な声が多い

昔のひとは、海外から「疫病神」が襲来すると考え、原因がわからず、薬もないなかでは、じっと家に籠って、疫病神が通り過ぎてゆくのを待っているしかなかったようです。

今回の新型コロナも、中国から襲来し、新型コロナウイルスによるものとは分かっているものの、特効薬やワクチンがなく、対応は三密を避けて家でじっとして、感染拡大が収まるのを待つということですので、江戸時代と大きく変わっていないともいえます。

何もできないなら、せめて江戸時代と同じく「疫病神」を追い払う護符に頼ろうとするのもよく分かります。

昔とは、比べものにならないグローバルな現代社会では、今後も海外から各種「疫病神」が次々と襲ってくることは十分予想されます。

今後起りうる事態も含めて、江戸時代とは違うという現代の科学の力、政治の力量、世界の協力体制を見せなければ、昔のひとから、ちっとも進歩していないねと言われかねません。

ひまり
何やってるのって笑われるわ!

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