東京オリンピックの年のパニック

バナナ大幅減の次になるのは?輸入100%のものを調べてみた結果「コーヒー消えたら泣く」

あれほどスーパーの店頭にあふれていた100円バナナが消えた!と話題になっています。

なぜバナナが大幅減したのでしょう?その原因からすると、次に予想される食品は何になるのでしょう。

日本がその大部分を輸入に頼る食料品を輸入国とともに調べ、考えて見ました。
コロナを機に考えるべき課題に改めて気づかされます。

ひまり
バナナは当たり前にあると思っていた!

バナナ大幅減はなぜ?

バナナが大幅減となり、スーパーで見かけることが減ったのはなぜでしょう?
やはり世界で感染が拡大するコロナの影響があります。

日本の主要輸入先であるフィリピンで外出制限が続いており、産地での収穫、出荷や梱包作業員が減るなどで、輸出量は例年の40%程度となると予想されています。

さらに、輸入先2位のエクアドルでも、EUなどの輸出先の規制で輸出ができなくなり、出荷価格が暴落したため、市場出荷を一時的に止めるなどの処置を行っていることや、積み込むコンテナが不足するなどで日本への輸出が止まっているようです。。

一方、日本では、外出自粛「巣ごもり」で、栄養価が高く子ども一人でも食べやすいバナナの消費が増え、これまで、スーパーの眼玉であった100円バナナが姿を消しました。

台湾バナナはもうなくなったのか?
れん

バナナの次になくなるものは?輸入100%一覧

日本の自給率が低くほぼ輸入100%に頼る食料品を挙げます。

輸入量が多い果物は以下となっており、圧倒的にバナナの比率が高いことが分かります。
日本で冬に収穫するキウイフルーツを除けば、ほとんどを輸入に頼っています。

このほか、グレープフルーツ(南アフリカ、米国)やレモン(米国、チリ)なども大分部が輸入されています。

順位
果物名輸入量輸入割合主要輸入国
1位 バナナ100万2,848トン100%フィリピン
2位
パイナップル15万8,992トン97%フィリピン(缶詰:タイ)
3位キウイフルーツ10万6,082トン57%ニュージーランド
4位
オレンジ8万1,593トン
90%米国、豪州
5位アボカド7万4,096トン100%メキシコ

その他、穀物や調味料などを見てみましょう(2019年)。

食料品名輸入割合輸入国備考
大豆
95%アメリカ、ブラジル、カナダサラダ油、豆腐などへ加工
小麦86%アメリカ、カナダ、オーストラリアパン、スパゲティなどへ加工
コーヒー
100%ブラジル、ベトナム、コロンビア
紅茶100%スリランカ
アーモンド100%米国
メープルシロップ
100%カナダ
ゴマ100%ミャンマー、インド、中国、タンザニア
こしょう100%マレーシア インドネシア

心配なのは、果物では同じくフィリピンが産地のパイナップルでしょうか?生食はそれほど多くないと思いますが、缶詰に加工されます。

オレンジも日本の温州ミカンは10%しか占めないので、米国、豪州のコロナの動向次第ですね。

健康食品とし最近人気が上がっているアボカドも、心配ではあります。

その他の食料品では、大豆小麦はさまざまに加工されますので、これがストップすると打撃が大きいですね。
パンやスパゲティ、しょうゆや豆腐が食べられなくなると大ピンチです。

嗜好品ではコーヒー紅茶が100%輸入ですね。コーヒーはある程度多角化しているようですが。

ゴマこしょうが100%輸入とは、知りませんでした。
これらがなくなると料理が寂しくなるだけでなく、健康にも影響が出てくるかもしれません。

ここで、低いと言われてきた日本の項目別の食糧自給率を挙げておきましょう(2018年)。

分類自給率(2018年)
果実32
大豆21
野菜73
魚介類31
砂糖類
34
小麦
12
油脂類3
畜産品
15
98

やはり今回のような事態になり、輸出に支障が出たり、ロシアの小麦のように、農産物を自国に囲い込むようなことが起こると食糧自給率の低い国は一挙にピンチになってしまいます。

ひまり
こんなに輸入に頼る食品が多いのね!

バナナ大幅減へのネットの反応

バナナだけでなく、今後輸入している食料の高騰もありそうですね。
これを機に食材の国内回帰進んで欲しい。農家は高齢化で後継者も不在。国内生産減るとこう言うコロナのような有事の時は困る。農業を育てないと。
コロナは、安全保障の面で日本の脆弱性を明らかにしてくれました。政府は、安易にグローバリズムに乗って外国の生産物に頼ってはいけません。
コロナ危機が国民の食料自給の意識を変えるきっかけになってほしいし、自国の食品が当たり前に供給される、そのことの価値を産地の所得にもっと還元してほしい。

アメリカの飼料用穀物もメキシコからの季節労働者を雇用して生産してるところが、今は米墨国境を封鎖しているため、生産が停滞しているようです。事態が長期化するようだと食糧価格が上昇する可能性はあり得ます。

出典:ヤフコメ

庭の家庭農園を拡張しようかな?
れん

まとめ

要約すると...

  • バナナ大幅減は、世界的にコロナ感染拡大の影響を受けたフィリピンやエクアドルからの輸出減少による
  • 日本には、大部分を輸入に頼っている食料品が多く、大豆、小麦、コーヒー、紅茶、パイナップル、こしょう、ゴマに至るまで、輸出国の動向によっては、バナナの次に品薄となる可能性があるものが多種
  • コロナを機会に、改めて日本の自給率の低さを不安に思うコメントが多い

バナナがスーパーから消えたのは、ちょうど家籠りの時期と重なって、バナナが子供に重宝がられるころに重なったのが大きかったと思います。

コロナ感染拡大や、これに伴う移動制限の影響を受けている世界中の国で、十分な経済活動ができなくなると、ひとの命に係わる食料品にも大きな影響が出てくることを身近で気づかされました。

日本の自給率が低いことは知っていましたが、ゴマや胡椒も100%輸入とは思っていませんでした。

ポストコロナの世界では、今までと大きく生活が変わると言います。

食料についても、単に価格や効率優先ではなく、国がリスクを考えて戦略を立てる必要がありますし、我々としても、どこの国のどんな食料品を購入して日常生活を送るか真剣に考えてゆく必要がありそうです。

なお、今回挙げたのは食料品ですので、この記事で買い占めに走る人はまさかいないと思いますが、くれぐれも購入は必要量にとどめて、パニックとならないようにお願いしたいと思います。

ひまり
ケーキ作りもブームで小麦粉が不足してるって

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