第63回(2020年度)ブルーリボン賞の8部門の受賞が、決まりました。
ブルーリボン賞とは意味は?なぜ青なのでしょう。
2020年度受賞関連11作品の中で特に見ておきたい映画3本を挙げました。

目次
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ブルーリボン賞とは意味は?なぜ青?
ブルーリボン賞の意味、なぜブルーなのかを見てゆきましょう(Wikipedia参照 )。
1950年に創設され、現在は、在京スポーツ紙7社の映画担当記者から構成される東京映画記者会が主催するもので、その名前の由来は、「青空のもとで取材した記者が選出する賞」となっています。「賞状を結ぶリボンが青色だったから」という説もあります。
ペンが記者の象徴であることから、副賞はモンブランの万年筆、主演男、女優賞受賞者が、翌年の授賞式で司会を務めるのが恒例となっており、本来は、今回中井貴一と長澤まさみが務める予定でしたが、コロナ禍で、今年の授賞式は見送りとなりました。
第63回(2020年度)ブルーリボン賞は2020年1月1日から12月31日までに、首都圏で封切られた全作品を対象としています。
8部門の受賞は以下となっています。
賞名 | 受賞 | 作品名 | 備考 |
---|---|---|---|
作品賞 | Fukushima50 | Fukushima50 | 若松節朗監督 |
監督賞 | 中野量太 | 浅田家! | |
主演男優賞 | 草なぎ剛 | ミッドナイトスワン | |
主演女優賞 | 長澤まさみ | MOTHER マザー/コンフィデンスマンJP プリンセス編 | |
助演男優賞 | 成田凌 | 窮鼠はチーズの夢を見る/糸/スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 | |
助演女優賞 | 伊藤沙莉 | 劇場/十二単衣を着た悪魔/ホテルローヤル | |
新人賞 | 奥平大兼 | MOTHER マザー | |
外国作品賞 | パラサイト 半地下の家族 | パラサイト 半地下の家族 | ポン・ジュノ監督 |
長澤まさみは2年続けての主演女優賞受賞の快挙です。

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ブルーリボン賞見ておきたい映画3選
MOTHER マザー
https://mother2020.jp/
主演女優賞受賞の長澤まさみと、新人賞を受賞した奥平大兼の出演した作品で、重い内容ですが見ごたえがあります。
2014年に埼玉県で実際に起こった祖父母殺害の17歳少年を描いた『誰もボクを見ていない』を原作とした作品で、長澤まさみは、息子へゆがんだ愛情を注ぐ母を演じました。「私の中では1つの成長、新たな扉を開いた」と話しています。
長澤まさみは、昨年受賞対象となった詐欺師を描いた「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の続編「コンフィデンスマンJP プリンセス編」も評価対象となっており、まったく性格の異なる主人公を演じきったことで、さらに高い評価を受けたと思われます。
Fukushima50
https://www.fukushima50.jp/
10年前に起こった東日本大震災で、東京電力福島第一原子力発電所が、大津波に襲われ、電源喪失、建屋の水素爆発と想定外の事態に見舞われた場面を描いています。
当時の吉田昌郎所長などへの取材を基に書かれた門田隆将の原作「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」をもとに、事態の収拾のために闘った職員たちの5日間を描いている作品です。
新宿で、一夜を明かした筆者も東京が壊滅するのではというあの時の先が見えない恐怖を思い出しました。
彼らの奮闘で最悪の事態から免れたもの、現在も原発廃炉は進まず、廃棄処理も先が見えません。
再度の危機に見舞われているコロナ禍の日本ですが、想定外の事態への危機管理は一向に改善されずこれまでの潜んでいた問題点ばかりが顕在化してくるのはなぜなんでしょうか?
パラサイト 半地下の家族
http://www.parasite-mv.jp/
第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞獲得し、第92回アカデミー賞では作品賞を含む4部門で受賞した韓国のブラック・コメディスリラー映画です。
半地下の家で暮らす4人の家族が主人公で、彼らは、それぞれ身分を偽って裕福な家庭の家庭教師などとして就職し、この家のパラサイト(寄生虫)となる。結末では、日本映画では味わえない驚き、恐怖に襲われます。

ブルーリボン賞2020年度へのネットの反応

役によって乾燥した空気であったり湿気みたいな空気を感じる事ができる幅の広い女優さん。・・・誰にも有無を言わせない日本一の女優になってほしいよ。




他の映画賞とは一線を画してますよね
出典:ヤフコメ

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まとめ
要約すると...
- ブルーリボン賞は、在京スポーツ紙7社の映画担当記者からなる東京映画記者会が主催する催しで、 ブルーは「青空のもとで取材した記者が選出する賞」だから
- 見ておきたい映画受賞関連11作品からMOTHER マザーなど3本を選んだ
- 従来から演技力に定評のあった草彅剛の主演男優賞の受賞を喜ぶ声が多い
ブルーリボン賞は、映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象となるのが特徴となっている日本国内で最も権威のある映画賞の一つとされています。
そこで、若松節朗監督のFukushima50や、草なぎ剛、長澤まさみが評価されたことは、非常に意味のあることではないかと思います。
映画製作には、厳しい状況が続きますが、これを足掛かりとして、世界に飛躍していただきたいと思います。

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