東京オリンピックの年の経済

カーシェアリング投資トラブル会社はどこ?この事件から学ぶ教訓とは

自家用車の維持費やレンタカーより安いと、カーシェアリングが特に都会を中心に、ブームを呼んでいます。

ところが、これに便乗した外車、高級車を専門とするカーシェアリングの投資でトラブルが発生し、ローンを組んで投資した600名にのぼる多くの若者の被害者が出ているようです。

このカーシェアリング投資トラブル会社はいったいどこの会社なのでしょう。そして、この事件から何を学ぶべきなのでしょう。

広く関連情報を集め、調べてみました。

ひまり
高級車でデートなんてもう時代遅れよ!

カーシェアリング投資トラブル会社はどこ?

カーシェアリング投資トラブル会社はどこなのでしょう?

東京商工リサーチ(TSR)情報部の記事にある“10月上旬、突然、関係先に「破産手続きに入る”と通知した複数の関連会社を持つカーシェア会社”とはどこなのでしょう?

この会社は、投資家が購入した車両を預かり、マッチングアプリなどを通じ、利用者に貸し出していましたが、推定されるカーシェア会社のホームページには、いまも事業停止などの状況は載っていません。

ネット上ではさまざまな情報が飛び交っていますが、*KY CAR SHARE(*カイカーシェア)が疑われているようです。

2020年8月18日 火曜 のFNNプライムオンライン【輸入車・高級車に乗ってみたい!】マイカー所有男性が憧れるクルマとマイカー購入事情を大調査!「マイカー=憧れていたクルマ」とは言えない!?
の記事では、「KY CAR SHARE」(運営会社:株式会社ERIAS)が実施したクルマを所有している20代~50代の男性を対象に、「憧れのクルマとクルマの買い方」に関する調査について書かれています。

そして、「シェアリングエコノミー」という考え方が、スマートなクルマとの付き合い方と言えるのかもしれない。
実際、輸入車・高級車を扱うカーシェア業者やレンタカー業者も増えている・・・・など、クルマとの付き合い方の選択肢も広がっています。
とはいえ、カーシェアのクルマにありがちな「わ」「れ」ナンバーだと、自分のクルマじゃないことを周囲にアピールしてるようなものですから、その辺りに注意しながら、楽しいカーライフを満喫しましょう!
とまとめています。

この記事の最後にあるKY CAR SHARE自身の紹介には、
あなたの「乗ってみたい」を叶える新しい高級車専門カーシェアリングサービスです。
レンタカーとは異なり、一般のオーナーと個人間で自家用車を共同使用できるのを大きな特徴としています。
つまり、レンタカーや一般的なカーシェアのように「わ」「れ」ナンバーのクルマではなく、自家用登録されたクルマということです。

用意している車種は業界トップクラスを誇り、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの“ジャーマンスリー”はもちろん、それ以外もマセラティやポルシェなどの超高級車や、レクサスなどの国産高級車も数多く取り揃えております。登録車数は600台以上と圧倒的!
とあります。

しかし、知恵袋にはすでに、2019/6/2に次のような相談が寄せられています。

大切な友人が妙な話にハマってしまい困っています。

*ERIASという会社が*カイカーシェアという高級車専門のカーシェア事業をしているが、法人が車を契約するとわナンバーになってしまうから、個人が車のローン契約をして欲しい、ローン支払いは会社がするし、謝礼で30万円程貰えて車がレンタルされればお金が入るから小遣い稼ぎになる、という話でした。・・・
明らかに怪しいし名義貸しで違法だし謝礼30万のために車のローンを組むのはリスクが大きいと説明したのですが、既に契約してしまったそうで納得してもらえません。
友人曰く、車の名義は2年で会社に譲る契約をするから名義貸しにならない、と言っています。
しかも、契約する人を紹介すると紹介者に10万円の謝礼が出るらしく、何で君はやらないの?という感じに思われています。・・・・・

「*KY CAR SHARE」(以下CS社と呼ぶ)のHPは、アクセスできるが「予約が多数入り、アクセスできない」などと断り書きが昨日はありましたが、本日はこの文章もありませんでした。
CS社の別の広告にアクセスしようとすると、not foundとでて、アクセスできませんでした。

記事に書かれたビジネスモデルや、ツイッターなど周辺情報から、*KY CAR SHARE(*カイカーシェア)である可能性がかなり高いと思われます。

大手メディアもなんでも時流に乗っかって報道するのはやめてほしい
れん

カーシェアリング投資事件に学ぶ教訓を整理

カーシェアリング投資とはどのような仕組みだったのでしょうか?

T君が、CS社と、「自動車委託契約」を結び、本人名義で、ローンを組み、CS社から紹介された中古高級車(例えば500万円)を購入し、会社に提供する。
T君は契約締結時に謝礼として10%(50万円)を受けとる。
毎月のローン支払い時(口座引き落とし)の数日前に、CS社から毎月の車両代(約37.5万円)と、任意保険料に加え、1万円前後の謝礼が支払われる。
契約から7年でローン完済し、CS社が1台につき100万円で買い取る。
結果として、クルマの名義は所有者であるローン会社、使用者がT君となっています。

被害を受けた投資者の多くは20代の若者と言われています。
大部分は高級車や外車に乗ったこともなく、クルマのローン購入や所有が未経験の者も多く、ローンを組んだ高級車を見てもいない人さえいたようです。
従って、クルマの登録や使用に関する法律も十分に理解していない可能性があります。

また、ローンで購入し、オーナーとなった高級車、外車は、実際はローンを組んだ価格の何分の1かの事故車や過走行車で、取り戻したとしても、とてもローンを相殺できる価値はないという話まで出てきています。

以上から、このカーシェアリング投資事件に学ぶ教訓を整理してみましょう。
投資の仕組みを自分で理解する
うますぎる話しには裏があるとしばしばいわれます。
相手の立場に立って、企業としてこのビジネスモデルで、きちんと利益が出せるのかを考えてみる必要があります。
事故を起こした場合など、事業に関するリスクを十分に認識していたかの問題があります。

自分のよく知らない分野に大きな投資をしない
CS社は、大手メディアで報道されるなど、その広報宣伝が秀逸で、このビジネスが非常に魅力的に見えます。
しかし、自分が十分な知識を持っていない分野に大きな投資をするのは非常に危険です。
一時払いの外資保険で、大きな損失を被った高齢者の事件が後を絶たないのと同じです。

契約の際には契約内容を十分理解する
疑問点が納得できるまで、質問する必要がある
「自動車使用業務委託契約書」などの内容や共同使用や業務委託に関する法規を正しく理解していたのか疑問との声もあります。

契約まえに、ネガティブな情報を含めできるだけ集める
先に書きましたように、2019/6/2に、CS社に関する疑惑の投稿が知恵袋にあります。
これに接していれば、もう少し契約前に考えたのではないしょうか?
目先の輝かしい夢にとらわれず、冷静になることが特に契約前には大切です。

契約する人を紹介すると紹介者に謝礼が出るとの話は危ない
契約する人を紹介すると紹介者に10万円の謝礼が出るとの話が出ていますが、詐欺商法の常とう手段ですね。こういう話が出てきたらまず疑うべきです。

ひまり
今になってみれば、なぜあの時と後悔していると思うわ

カーシェアリング投資へのネットの反応

そもそも自分が購入した事になってる車両を見た事も無く信用する方が間違い。
それを見抜けなかった時点で負けでしょ?
カーシェアやっても平均月に2回程度の貸し出しで、2~3万円くらいの収入しかない。・・・正直、言うほどカーシェアの利用者なんていませんマスコミの虚言です。良く調べもせずに1000万円とは、自業自得。
投資した時、最低限、車両と車検証の確認はするべきでしたね。ローンを組んでいれば、普通は所有者名義はローン会社のはずです、使用者の欄は、カーシェアリングの名義だと思います。投資した際の確認が甘かったという事でしょうね。
普通に考えれば・・・所有せずに良い車乗りたい見栄っ張りなんてそんなに絶対数が多くない気もする。少なくともランニングコストや事故や故障による稼働リスクなどの細かい計算したら儲けなんてたかが知れていると思う。元々のビジネスモデルにも無理があったんじゃないかな。
カボチャの馬車や一括借り上げ、太陽光投資にしろ、世の中には本当に頭のいい人がいる!色々な詐欺の投資話を考えては、夢見る投資家から金を集めて倒産!
本当に甘い話には気を付けないといけませんね!

出典:ヤフコメ

だまされるのは、高齢者だけでないのね
れん

まとめ

要約すると...

  • カーシェアリング投資トラブル会社は高級車専門カーシェアリングの*KY CAR SHAREが疑われる
  • この事件から、投資の仕組みを自分で理解し、このビジネスモデルが成り立つか、大手メディアを信用せず、ネガティブな情報を集めるなど5つの教訓としてまとめられる
  • 被害にあった投資家に対しこんなうまい話に、なぜ十分な確認もせず、大金のローンを組んで契約したのかなど厳しいコメントが多数

この事件は若者の被害者が多いようですが、ここ数年高齢者を対象とする投資詐欺事件がずっと話題を呼んでいます。

後で冷静に考えれば、なぜこんなうまい話に乗ったのかと思える場合でも、契約時には世の中にあふれる魅力的な情報やプロの相手の勧誘で、冷静さを失ってしまうのでしょう。

詐欺の手口はますます巧妙になっており、だれもが抱えている年金など将来の不安に様々な手口で付け込んできます。

昔から言われている「うまい話には裏がある」との真理は永遠になくならないようです。

ひまり
コロナ禍で将来不安が加速しているもあるかも

-東京オリンピックの年の経済

Copyright© 東京オリンピック消滅の年、いったい何があった? , 2020 All Rights Reserved.