日欧米を差し置いて、コロナ禍をいち早く抜け出し、経済復興に走り出した中国株・香港株に注目が集まっています。
相対的に情報が少ない中国株に、少ない予算で分散投資するのに最適なのは、中国株ETF(上場型投資信託)です。
注目の中国株ETFを購入するための、取り扱い各証券会社の手数料の比較表を作成しました。
さらに、注目の4銘柄を選んでみました。

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中国株手数料比較表を作ってみた
中国株ETF投資に着目して、手数料を取り扱い証券ごとに比較してみました。
具体的に人気が高く、安心の2つの中国株ETFに着目しました。
2800 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン(TRACKER FUND OF HONG KONG)
香港証券取引所
FXI iシェアーズ 中国大型株 ETF
ニューヨーク証券取引所/NYSE Arca
両方のETFを扱っている楽天証券、SBI証券、マネックス証券に着目しました。
香港証券取引所での手数料比較
(1香港ドル13.52円で計算)
証券会社 | 10万円 | 15万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 550 | 825 | 1,100 | 2,750 | 5,500 |
SBI証券 | 699 | 699 | 699 | 1,430 | 2,860 |
マネックス証券 | 608 | 608 | 608 | 1,375 | 2,750 |
約定の金額により異なります。
10万円は楽天、15万円、20万円、50万円、100万円はマネックスの手数料が最安値です。
ニューヨーク証券取引所/NYSE Arcaでの手数料比較
(1ドル105円で計算)
証券会社 | 10万円 | 15万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 495 | 743 | 990 | 2,310 | 2,310 |
SBI証券 | 495 | 743 | 990 | 2,310 | 2,310 |
マネックス証券 | 495 | 743 | 990 | 2,100 | 2,100 |
10万円は楽天、15万円、20万円、50万円、100万円はマネックスの手数料が最安値です。
上限をドルで決めているところもあるので、為替の動きにより、序列が変化する可能性があります。

中国ETFの注目と言えば
香港証券取引所
02800 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン
連動対象を香港ハンセン指数とし、香港証券取引所(H株)に上場した中国企業の株式に投資します。売買単位:500口:12,850香港ドル(約17万3,732円)から購入できます。経費率は0.1%であり、最低水準に設定されています。
直近1年間で分配金は2回、1口当たり0.87香港ドル(約12円)が支払われています。
02801 iシェアーズ・コアMSCIチャイナ・インデックス ETF
ブラックロックが運用するiシェアーズシリーズのETF。「MSCIチャイナ・インデックス」のパフォーマンスに連動するように運用されています。
MSCIチャイナ・インデックスは、香港証券取引所に上場するH株、レッドチップ株、P株、および上海証券取引所と深セン証券取引所のB株で構成されています。
売買単位は200口、最低買付金額は5,976香港ドル(約8万796円)です。分配金は年1回、直近1年間の1口当たりの分配金総額は0.29香港ドル(約4円)。
02833 ハンセン・インデックス・ETF
香港ハンセン指数のパフォーマンスに連動するように運用されています。経費率は0.1%と最も低い。
売買単位は100口、最低買付金額は2,540香港ドル(約3万4,340円)です。分配金の支払いは年4回、直近1年間で1口当たり0.76香港ドル(約10円)が支払われています。
ニューヨーク証券取引所/NYSE Arca
FXI iシェアーズ 中国大型株 ETF
香港証券取引所で取引されている中国の大型および中型株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
世界最大の資産運用会社であるブラックロックが運用するETFです。
銘柄コード:A5451売買単位:1株 US$45.0200(約4,727円)から購入できます。

中国株やってる人のネットの声





出典:ヤフコメ

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まとめ
要約すると...
- 楽天証券、SBI証券、マネックス証券の中国株取引手数料の比較表を作り、約定金額別の最安値を表示した
- 注目すべき中国ETFとして、香港証券取引所の3銘柄、ニューヨーク香港証券取引所の1銘柄を挙げた
- 資本主義諸国との摩擦がますます激しくなる中で、中国株は危ないとの意見と、中国社会の特徴が将来的に生きてくるので、リスクをとっても投資すべきとの意見に分かれた
コロナを制圧し、中国経済が世界に先駆けて復興するのではという昨今の状況下で、中国株を安全で、できるだけ安く買えないかとの声が出ています。
中国株への分散投資という意味では、ETFが一番の選択肢に挙げられます。
中でも、大型株対象で、設立後の実績があるETFがもっとも好ましいと考え、4銘柄を選択しました。
比較的投資をスタートするバリアは低いと思います。
小額から初めて徐々に経験を積んでゆけば将来につながると思えます。

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