東京オリンピックの年のパニック

帰省でコロナは春休みに感染拡大するという認識が甘かった?地方の爺婆は大丈夫?

新型コロナウイルスの感染者が日本でも急増し始め、いよいよ「オーバーシュート」の恐れが高まってきました。各自治体は市民の外出自粛要請などを行って抑制に必死です。

3月下旬の今になって日本で感染が急増しているのは、「春休み」が一因との説も。「若者が春休みに地方に大勢帰省したのがまずかったのでは」との見方は正しいのでしょうか。春休みの帰省とコロナの関係を考えてみました。

ひまり
中国の春節は全土で帰省するから「民族大移動」って言われるほどよね

帰省でコロナが春休みに感染拡大

各メディアによると、日本での新型コロナ感染は、2月に入って中国からの帰国者を中心に毎日数人規模で発生。2月下旬ごろからは欧州などからの帰国者も加わり、日々30-50人程度の新規の陽性者が確認されるようになりました。

それでも3月上旬までは、政府の専門家会議も「何とか踏みとどまっている」と爆発には至っていないと手応えを強調していましたが、3月中旬ごろから「オーバーシュート」の懸念が指摘されるようになり、下旬からは連日100人、200人といった規模で感染者が急増し始めました。

新型コロナウイルスの潜伏期間など詳しい病態は不明ですが、専門家などによると多くの患者は感染から1週間程度で症状が出始め、検査を受けて陽性が確認されるまでさらに1週間ほどかかるそうです。つまり「本日の感染者」とカウントされる人は、ほぼ2週間前に感染した形だといえます。

ここ数日確認されている100人超の感染者は3月上~中旬ごろに感染したとみられ、これは欧州などからの帰国者が増え始めた時期と一致するほか、全国の小中高校が政府の指示で一斉休校し「早い春休み」に入ったころとも重なります。そして感染者の内訳も20-40代の若い世代が多いともいわれます。

こうしたことから、ネットなどでは「春休みに家族で地方に帰省したり大移動したことも、感染拡大の一因では?」との見方が出ているようです。

奇跡的にいまだ感染者が一人もいない県もあるから、関係者はきっと戦々恐々だよな…
れん

帰省禁止すべきだった?感染拡大の元凶か

「帰省」や「春休み」などで多くの人が大移動すると、コロナ感染拡大につながる事例は、既に海外や国内で指摘されています。例えば現在世界最悪規模で感染爆発や死者が急増を続けるイタリアでは、北部に30万人以上と集中している中国人移民が今年の旧正月に一斉に中国に帰省し、ウイルスをイタリアに持ち帰ったことが爆発の要因、とする見方も。

ひまり
中国とイタリアはかねて中国の国際経済戦略「一帯一路」政策で緊密。中国系移民や旅行者が他国と比べてもすごく多いといわれているからね…

一時期、全国で最も感染拡大が急激だった北海道も、政府の専門家会議はその原因について「中国からの旅行者が多く感染が広がったと考えられる。人口比で考えると遠隔地の感染者が圧倒的に多い。若年層が集中する都市部と高齢者が多いエリアの間の人の移動が多く、感染したが軽症の若年層らが移動して感染が拡大したと考えられる」と分析。

「帰省」ではないものの、症状が軽かったりない若者が大勢高齢者と接触したことで感染が一気に増えたとも考えられています。とりわけ今回の一斉休校措置で今年の春休みは「1か月超」と例年になく長いものに。感染者が多い東京などの大都市部の家族連れや若者が、地方の祖父祖母のもとへ帰省して触れあったことが、ひいては感染を全国に広める結果になったかもしれない、との懸念も聞こえてきます。

ネットでも「帰省はやめるべきだった?」「爺ちゃん婆ちゃんに会っちゃいけない?」といった声が飛び交っているようです。

コロナ帰省へのネットの反応

うちは高校生と小学生の子供がいて帰省先は70代の母。春休みに帰省する予定でしたが、近畿からまだ患者のいない九州へなので、帰省はやめて欲しいと言われました
妹が外国から帰省するといわれたが、万が一感染した場合、高齢の親に危険があると思ったのでやめてくれと言った。家族同士の感染は多い
予防にはキリがないし、考えても正解はないけど…ただこの時期に危険度大きい空港や密室の飛行機は避けます…
身内の葬儀などどうしてもの用事なら別だけどこの時期にわざわざ行くことはないかなと
春休みしか帰れないので、一年は帰れない事になりそうです
移った時に絶対に行かなければ良かったと後悔するなら、行かない選択をすべき

出典:Yahoo!知恵袋

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 国内コロナ感染者がこの1週間で急増。春休みが原因?
  • 学校休校で長い春休み。帰省で大移動したことも一因説
  • 軽症状の若者が高齢者に移す事例も。WHOは強く警告

「帰省で若者が老人に会う危険」は世界共通のようです。若者や子供は体力があるので感染しても重症化することが少なく、治りも早い一方、抵抗力が弱い老人は一気に病状が悪化することもあり得ます。

一方でWHOは「入院が必要な患者のかなりの割合を50代以下の人が占めている」と述べ、中年・若年層も油断禁物だと警告。症状がない場合でも感染している可能性があることから、むやみに出歩いて人と接触しないよう強く要請しています。

体力・気力が「有り余る」若者たちに自粛ムードはつらいかもしれませんが、みんなの命を守るために何とか我慢してほしいものです。

志村けんさんの訃報は若い人たちにも大きなショックだったと思う。深刻さを感じてほしいわ…
ひまり

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