コロナフォビアとは何?意味は?
ネットで急に出てきた用語に戸惑ったのは私だけではないのでは?
一瞬ファビュラスを思い浮かべてしまい、認知的不協和が生じましたがフォビアは心理学用語で「恐怖症」ですが、この言葉を提唱した教授はただの「コロナ恐怖症」とは言っていません。
詳しく見ていきましょう。

目次
コロナフォビアとは何?意味は?
【罰則や補償ない自粛 生む非難】https://t.co/4EQXxEVWAY
緊急事態宣言が長引く中、新型コロナウイルスだけでなく「コロナフォビア」の蔓延が深刻化している。ウイルスにワクチンが必要なように、コロナフォビアにも「ワクチン」の開発が急務だと社会学者は指摘する。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 7, 2020
コロナフォビアとは何か?あくまで造語であり、以下の記事で社会学者の明戸教授が恐らく初めて提唱した言葉であろう。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/akedotakahiro/20200507-00177364/
直訳すると「コロナ恐怖症」だが、明戸教授の言葉から、もっとイメージしやすく言うと、以下の箇条書で理解しやすいかと。
・「phobia」は直訳すれば「恐怖症」だが、「ゼノフォビア(xenophobia/外国人に対する憎悪や差別)」「ホモフォビア(homophobia/同性愛者に対する憎悪や差別)」など、「差別」に近い意味合いで使われることも多い。
・「コロナフォビア」にはたとえばコロナウイルスが怖くて外出できないといったことも当然含まれるが
・コロナに感染した人だけでなく、感染の可能性もある人等、多岐に渡る「関連しているか、していないか微妙な人」に対する差別も


集団ヒステリーについて調べると、かなり過去の事例があるよ
さらに追記していきます。
コロナファビオのネットの反応
コロナフォビア、というワードは注目したい。
結局、補償が無い自粛が悪いんだよ。だから、魔女狩り的な自粛警察や、わかりやすい首長の言葉に安直に賛同して、やいのやいのうるせえことを言い出す奴がゾロゾロ出てくる。
「私は怖い」のと、それを他者に強要するのは別の話だということに盲目になる。— のむけん (@nomuken25) May 7, 2020
「コロナフォビアは実際には感染症の拡大防止という「正しい」目的のための「効率的な」手段として悪用されうるという現実があるからだ。」個人情報晒しや嫌がらせのようなリンチなしでは自粛ベースの対策は難しいという意見はたしかに散見される
— 澄 (@sumisuminagare) May 7, 2020
コロナフォビア感染が知らず知らずのうちに広がっている。
例えば、
俺が自粛してるのにアイツは平々のんのんと出掛けてやがると悪者認定
県外ナンバーへの偏見、嫌がらせ
SNSに投稿された他人の行動に正義感たっぷりにイチャモンつける
ある意味、ウイルス以上に恐怖。
— hibari (@HibariU) May 7, 2020
日本赤十字社がコロナフォビア(コロナ差別)に対して動画を作成。コロナフォビアの感染防止のテキストとして人権啓発でも使用できるし、今後、各自治体などでも作成していく必要があります。
【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」 https://t.co/g1gu6z2g6e @YouTubeさんから— 川口泰司★つばめ次郎 (@bluehearts2016) May 7, 2020