イチローが年内にも、甲子園で優勝経験がある高校で“臨時コーチ”として、アマチュア指導者デビューすると報じられました。
イチローはどこの高校で指導するのでしょうか? 5校をピックアップして、最も実現可能性のある高校を予想しました。
もし実現すれば、その高校への入学入部希望者が殺到するのではとなど3つの懸念点を挙げ、この点でも有利な高校はどこかを考えました。

目次
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イチローはどこの高校で指導するのか予想
イチローはどこの高校で指導するのか予想してみました。
年内にも甲子園で優勝経験がある関西の強豪校高校でアマチュア指導者デビューするのではと報道されています。
イチローは2019年3月にマリナーズを現役引退した後も、マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターとしてマリナーズに所属しています。
しかし、今年2月には、元プロ野球関係者が学生野球の指導者になるために必要な学生野球資格を回復し、特別にマリナーズ球団の活動がないオフシーズン限定での指導が日本学生野球協会から認められました。
では、どこの高校なのか?
報道やネットで挙がっている候補高校を、リストアップし、関西地区、甲子園の優勝経験、強豪校(最近4年間の甲子園での最高成績)、イチローとの関係の観点から一覧表としてみました。
高校名 | 甲子園で優勝経験 | 平成30年以降の最高成績 | 関西地区 | つながり |
---|---|---|---|---|
智辯学園和歌山 | 3回(平成6年春、9年夏、12年夏) | 平成30年春準優勝 | 和歌山県 | 智弁和歌山高教職員チーム草野球対決 |
報徳学園 | 3回(昭和49年春、昭和56年夏、平成14年春) | 平成30年夏準々決勝 | 兵庫県西宮市 | 草野球活動するほっともっとフィールド神戸が兵庫県 |
東洋大姫路 | 1回(昭和52年夏) | 甲子園出場なし | 兵庫県姫路市 | お世話になった神戸のある兵庫県への恩返し |
大阪桐蔭 | 8回(平成3年夏、平成20年夏、平成24年春夏、平成26年夏、平成29年春、平成30年春夏) | 平成30年春夏優勝 | 大阪府 | |
愛工大名電 | 1回(平成17年春) | 平成30年夏3回戦 | ×(愛知県) | 母校 |
強豪校については、平成30年以降の甲子園の春夏での最高成績を指標としてみました。
最近甲子園出場に至らない場合は、強豪校から外れ、逆に優勝を何度も経験している強豪校は、現状を良しとして、イチロー招へいのモチベーションがないと考えられます。
イチローとの関係性という点では、出身高校である愛工大名電、NPB時代に所属したオリックス、大リーグ時代のオフ時、自主トレに使っていたほっともっとフィールド神戸(オリックスの準本拠地)、メジャー引退後、自身がオーナー兼監督兼エースを務める草野球チーム「KOBE CHIBEN」(拠点ほっともっとフィールド神戸)などの関係を挙げました。
関西の高校から見てゆきましょう。
東洋大姫路
東洋大姫路は兵庫県にあり、昭和52年夏に甲子園優勝経験があるものの、平成30年以降甲子園に出場が叶っておらず現時点で、強豪校とは言えません。
大阪桐蔭
大阪桐蔭は、8回の甲子園優勝を誇り、最近でも平成30年に春夏優勝を飾るなど、強豪校の名をほしいままにしています。
しかし、現状の体制で、十分成果を出しているため、今イチローをオフに招聘してコンスタントに指導を仰ぐモチベーションはかなり低いのではないでしょうか?
逆に、イチローの指導方針が現在の指導方針に合わないものであれば、現指導部との不協和音が出るなどの懸念もあります。
愛工大名電
イチローの母校である愛工大名電も、平成17年春に甲子園優勝経験があり、平成30年夏に3回戦進出を果たしています。
現状をイチローの力を借りて、てこ入れしたい、イチローも恩返ししたいとの思いはあると推測されますが、一部報道にあった関西ではなく、愛知県にあります。
神戸を拠点とする「KOBE CHIBEN」の活動と両立させるためには、ちょっと無理があるのではと思われます。
報徳学園
神戸に近い西宮にある報徳学園は、3回の甲子園優勝を誇り、平成30年夏には、準々決勝に進出しています。
優勝からは、平成14年春以降遠ざかっていますので、現状を何とかしたいとの思いは強いと思われます。
平成29年に名監督永田裕治前監督(53)の勇退を受け大角健二監督(36)が就任し、その後平成30年夏準々決勝に進出しており、現在も近畿圏内ではトップクラスの戦力を誇ると評されていますので、イチローの指導を仰ぐ可能性はあると思われます。
智辯学園和歌山
最も可能性が高いのが、智辯学園和歌山と思われます。
甲子園3回の優勝を誇り、平成30年春準優勝と、関西の強豪校です。
和歌山県とイチローの「KOBE CHIBEN」の拠点とするほっともっとフィールド神戸から少し距離はありますが、イチローとの関係性という意味では最も密と言えます。
最近でも、草野球チーム「KOBE CHIBEN」が、智弁和歌山高教職員チームと対戦し、イチローは「背番号1」でマウンドに上がり、投手として完封16奪三振。打者としては4打数3安打の結果を出して話題を呼びました。
現在の監督は、高校野球界きっての名監督と言われた高嶋仁前監督(68勝35敗 勝率0.660)が、2018年夏に、甲子園初戦敗退で、勇退を決意し、後を引き継いだ教え子の中谷仁監督です。
智弁和歌山から、捕手として阪神、楽天、巨人を渡り歩いた元プロ野球選手です。
打撃がもう一つで、プロで輝けませんでしたが、2017年に、高嶋仁前監督のもとコーチに就任し、2018年夏に、後継監督となりました。
2018年秋大会で、準々決勝で大阪桐蔭をやぶり準決勝進出し、春の選抜に出場して、ベスト8に進出するなど実績を残しつつあります。
智辯和歌山には野球留学がなく、できるだけ県内の地元の選手で甲子園に出場する方針であることや、卒業後の面倒を見るためにチーム編成は1学年10人の少数精鋭とするなど、他のプロ顔負けの強豪校とは一線を画しています。
「僕は今でも動けるので、一緒に走ったり、投げたり、打ったり、そういうアプローチは面白いな、と思って。野球人として何かお返しできたら」と意欲を見せるイチローにとって、良い環境ではないでしょうか?

イチロー指導で高競争率が心配
強豪校に、イチローがオフシーズンのコーチとなった時、何が心配されるでしょうか?
マスコミ殺到
・マスコミなどが押しかけて、試合や練習のじゃまになる
実際2019年12月1日に、草野球チーム「KOBE CHIBEN」が、智弁和歌山高教職員チームと対戦した際には、マスコミがワンサカ押し寄せ、その模様は翌日の新聞に載りました。
イチローが指導に来る日とか、コーチとして試合に参加するなどすれば、マスコミが放っておかないでしょう。
監督、選手に良い影響ばかりがあるとは言えません。
入学希望殺到
・入学入部を希望する中学生野球選手が殺到する
この点、智弁和歌山は、他の強豪校と違い、野球留学がなく、できるだけ県内の地元の選手で構成しようとしていますので、全国から応募者殺到するということはある程度防げます。
この意味でも、智弁和歌山が有利かもしれません。
現在の指導部との関係
・現在の監督・コーチとの関係は大丈夫か
現時点で甲子園優勝を常に争える戦力、システムを確立している大阪桐蔭のような場合では、イチローがオフのコーチとして加入すると、今のやり方に混乱を招く可能性があり、首脳部との摩擦なども想定されます。
しかし、有名監督を引き継いだ若い監督を有し、発展途上にある智辯学園和歌山や報徳学園の場合は、イチローの力を借りたいという気持ちがあるのではと思われます。
さらに、智辯学園和歌山の中谷仁監督は、プロ野球経験があり、しかも打撃では、結果をのこせなかったということですので、一層イチローとの意思疎通、イチローの希望を叶える形でのチームの戦力強化をうまくやれるのではと想像します。

イチローどこの高校野球指導者に?みんなの予想



智辯はイチローと交流するようになってからはラブコール送ってたらしいんで、可能性はありそうよね。

学生の指導したいって言われてたから、よかったですイイね
後進の育成、頑張って下さい!ずっとずっと応援しています

出典:ヤフコメ

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まとめ
要約すると...
- イチローがコーチとして指導する強豪校は、本命智辯学園和歌山、次に報徳学園と予想した
- イチローコーチ就任で、3つの懸念される点が挙げられるが、この点を考慮しても、智辯学園和歌山が有利と思える
- みんなの予想では、智辯学園和歌山、報徳学園、東洋大姫路、大阪桐蔭、愛工大名電が挙っている
イチローが強豪校の監督になるなどとSNSのコメントも出ていますが、現在はあくまで、マリナーズ球団の活動がないオフシーズン限定での学生野球指導がイチロー特別ルールとして、日本学生野球協会から認められている状況です。
イチローの野球人として何かお返しできたらとの思いや彼の独特の野球観が、うまくフィットする形で、コーチ就任できたら良いなと思います。
その際はマスコミも必要以上に騒がないように願いたいところです。

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