東京オリンピックの年の政治

加西市の職員寄付問題に賛否「市長の志を見倣って」「カツアゲに近い!」

加西市の新型コロナ対応支援として組んだ予算が職員の10万円特別給付金を半強制的に寄付させると批判されています。

加西市の職員寄付の仕組みの内容とネットで寄せられた賛否を見てゆきましょう。

なぜ今回このようなことを市は企画したのでしょう?

ひまり
ついこの前に同じ騒ぎがあったのにね

加西市の職員寄付問題とは

兵庫県加西市が新型コロナウイルス対応の生活支援や経済対策の財源として、正規の全職員(約600人)から10万円ずつを寄付形式で集めることを想定した6000万円を含む「みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金」を新設する議案予算が全会一致で可決されました。


全国民に配られる「特別定額給付金」10万円をあてこんだ取り組みで、市は寄付は任意としていますが、西村和平市長は、「このような苦しい時こそ、加西市が一丸となって対応していくことが求められている」などとして、全職員に「ぜひ基金への寄付を」と4月から呼びかけてきました。

また、6月の期末手当から天引きできる方法を職員に示しているとのことです。
一方、職員から「半強制的な寄付だ」と反発の声が出ています。

「特別定額給付金」10万円をあてこんだ寄付については4月下旬に、広島県湯崎英彦知事が県職員が受け取る分を、県のコロナ対策の原資として「活用を検討する」と発言し、批判を受けて、撤回に追い込まれました。

また、奈良県荒井正吾知事は医療従事者を支援するための基金を作って県民、事業者の寄付を募る施策を行っており、5/26時点で、221件 34,169,750円(平均15.5万円)が集まっています。

ここでも自治体の力量の差が出てくる
れん

加西市が職員寄付募る理由

西村市長は「新型コロナで市内の事業者らは大きな影響をこうむっているが、市職員は収入が下がっていない」と発言しています。

・県職員は、新型コロナで、ほとんど影響を受けないので、本来給付金は必要ない
・困難な時に市が一体となって市民を助け合う姿を示したい
・新型コロナウイルス対応の生活支援や経済対策の財源が十分でない

ひまり
一番取りやすいとこはどこかと知恵を絞ったんだ!

加西市の職員寄付のネットの反応

西村和平(市長)サン流石! 文句を言っているクソ職員の皆さん、志しを見倣って下さい。
加西市職員は収入が変わってないのであれば、寄付していいでしょとは思うけどね
全額寄付で、手当を別で支給でいいと思う
中央政府に対し「予算が足りない、地方交付税を増額しろ!」と迫るのが政治家・首長の仕事であり、逆らえない従業員に自爆営業させるのはハラスメントだ
一種のパワハラ、カツアゲに近いような「寄付」制度。
しかもこの議案の採決が、全会一致ってなに?

自治体も休業補償や生活補償の面で、自治体の力【財源】以上の手当や補償を格好つけて出して財源厳しいから職員寄付しろ!って情けなさ過ぎる…ほぼ強制寄付らしい。

出典:ヤフコメ

良い顔をして支援金をばらまき過ぎたのでは?
れん

まとめ

要約すると...

  • 加西市の職員寄付への賛成はわずかで、職員の寄付は個人が受けた給付金を半強制的に差し出すものだとの批判が圧倒的に多い
  • 特に議会が全会一致でこの予算案を可決したことに驚きとあり得ないことと批判が集中している
  • 広島県知事が同じことを発言して撤回に追い込まれたのをなぜ学ばなかったのかとのコメントも多数

市職員の中には、コロナ感染の危険にさらされながら、頑張った介護関係や、保健所、医療関係の方もいるのではないでしょうか?
また、給付金を早く配るため、深夜まで働いた職員もいるのではないでしょうか?
皆に十分な手当ては支給されているのでしょうか?

支援のための予算が不足するのであれば、県や国に筋道を立てて要求するのが、本来の市長や市議会の役目ではないでしょうか?

お互いに助け合うという美化された精神論で、職員の給付金をあてにするというのはあまりに安易な発想のように思えます。

この緊急事態に政治家は何をすべきで、何ができるのかをしっかり考えて欲しいと思います。

ひまり
予算をばらまくだけが仕事ではないでしょうに

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