東京オリンピックの年の政治

森喜朗の後任・川淵三郎の経歴と海外の反応「日本のスポーツ界のレジェンド」「独裁的な指導スタイル」

後任会長の川淵三郎氏は「キャプテン」とその強力なリーダーシップが称賛される一方で、ワンマンとも取れる言動で「独裁者」とも渾名されています。

森喜朗五輪組織会会長の後任となる川淵三郎氏のこれまでの経歴と海外の反応を見てゆきましょう。

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森喜朗の後任・川淵三郎の経歴

森喜朗会長の後任・川淵三郎氏の経歴を見てゆきます。

性差別発言で、国際オリンピック委員会(IOC)初め、内外から多くの批判を受けついに辞任を表明した東京五輪組織委の森喜朗の後任として、川淵三郎氏が選ばれることになりました。

川淵三郎氏の話では、森会長は、森会長と並ぶ女性の共同会長を置く案(IOCのバッハ会長案)や菅総理あたりは、もっと若い人を、女性はいないか、との案を森会長はどちらも受け入れず、川淵氏に就任を要請したということです。

川淵三郎氏は「森さんから『川淵さんしかいない』と頼まれて受けた。いろいろな話を聞いて、もらい泣きをした。自分が受けるならば、森さんには相談役でサポートしてほしいとお願いした」などと語っています。

現在の国際的な批判にこたえるためには、森会長を解任して責任を取らせ、代わりに女性の会長を選び、組織委員会の構成をジェンダー平等の視点から組み替えるべきとのコメントもあった中での今回の流れです。

川淵三郎氏の経歴(Wikipedia参照)
1936年12月3日大阪生まれの84歳、早稲田大学出身で、日本サッカーリーグ黎明期の1965年から1970年まで古河電工のサッカー選手でした。
1964年の東京オリンピックではサッカー日本代表として活躍し、駒沢競技場で1ゴールと1アシストを記録し、アルゼンチンを破り準々決勝に導きました。

1980年にはサッカー日本代表のヘッドコーチに就任。また、日本初のプロサッカーリーグであるJリーグを設立し、初代チェアマンに就任し、2002年まで務め、今日のJリーグ隆盛の基盤を築きました。


(2018年5月)

また、日本のバスケットボールリーグであるナショナル・バスケットボール・リーグとBJリーグが対立していることで、FIBA(国際バスケットボール連盟)から強い不快感を示され、日本のオリンピック出場が風前の灯火となった際には、川淵三郎氏がBリーグの創設に向けたタスクフォースの指揮を執り、見事これをまとめ挙げました。

つまり川淵三郎氏は日本に、2つのプロスポーツリーグを誕生させ、成功裏に導いた優れたリーダーでした。

今回の東京オリンピックにおいても、選手村の村長や組織委の評議員など重要な役を務めています。

川淵三郎氏は、コロナ禍のオリンピックについても、「観客なしで競争する世界最高の選手を持つことは、調味料なしで食事を調理するようなものだろう」との持論を持っています。
強力なリーダーシップを持っているがゆえに、独裁者と評されることが多いが、本人は気にしていないと次のように語っています。

「独裁は強いリーダーシップに相当し、日本のスポーツにはそれがもっと必要だ。」
「より多くの意見を集めればベストな案が出てくると思っているなら、それは大きな間違い。それは私のやり方ではない」。
「日本のバスケ改革については、川淵が自分でビジョンを作ったと言われるなら、そう言わせてほしい」

短期で皆が納得してリーダーシップが発揮できるかが問題
れん

川淵三郎が後任に海外の反応は?

ルモンド(フランス)

森喜朗氏の性差別発言が批判され、オリンピックの主要スポンサーからも標的にされているが、森喜朗氏は東京オリンピック組織委員会の会長を退任することになった。
日本のメディアによると、後任になる可能性があるのは、五輪村の現村長で、元サッカー国際選手で日本サッカー連盟会長の川淵三郎氏で、極右に近い立場、特に韓国に厳しい立場を取ることでも知られており、84歳という高年齢である。

2003年の韓国とワールドカップの共催が決まった会見では「私の顔を見ていただければわかる」と憮然な態度だった」とのエピソードからそう言われているのかも知れません。

ニューヨークタイムズ(米国)

川淵三郎氏「それは名誉です。森さんの努力が無駄にならないように、受け入れて支援したいと思います」と語った。

森氏の辞任は、開幕する予定の5ヶ月強前となり、後継者を任命するという騒ぎがなくても、組織委員会は懐疑的な日本の国民に安全に大会が開催できることを納得させるために奮闘している。
日本でもパンデミックが衰えることなく続いている。日本では今月下旬まで予防接種を開始する予定はありません。
また、一部の著名人は、森氏を追い出す動きに反対し、オリンピックを完全に危うくするだろうと述べた。「森さんが辞任すると、東京大会は中止になる」と述べていたと伝えました。

Theolympians(Roy Tomizawa)参照

川淵三郎氏が東京オリンピック組織委員会を運営するには、彼の資質に異論はない。しかし、少し気になるのは〔人物の行動などに対する〕大衆によるものの見方の部分だ。

川淵三郎氏は84歳で、森喜朗氏より1歳年上で、川淵三郎氏の指導スタイルは、森喜朗氏の独裁的な指導スタイルに似ているようにも見える。

JリーグとJFAのために恣意的に決定を下すための独裁者と評されることが多いが、彼は気にしていない。彼は自分が正しいと信じることをする。

"独裁者 "と言われても、自分はそうだと答える。私は『何が悪いんだ?私が独裁者として何か悪いことをしたかどうか教えてくれ』って感じです。”と語っています。

川淵氏が女性に対してどのような姿勢で臨んでいるのかは、はっきりしていません。
東京オリンピック組織委員会のトップとして、7月23日の開会式まであと5ヶ月強と、彼の前には確かに大きな課題があります。

新しいボスが、願わくば、前のボスと同じでないことを願いたいところです。

川淵三郎氏は今回会長職を引き受けるに当たって、
「(高齢との批判はあるかもしれないが、)もし選ばれて全力を尽くすことができれば僕の人生の最後の大役であり、成功に向けてベストを尽くしたい」と語っておられます。

ひまり
女性会長なら文句なかったんでしょうね

まとめ

要約すると...

  • 川淵三郎氏は日本でJリーグとBリーグの2つのリーグを立ち上げた功労者で、組織委員会長としての資質に問題はない
  • 強力なリーダーシップを発揮するため独裁者と呼ばれてきたが、本人はそれを良しとしている
  • 海外の反応には、開会まで5か月での交代に前途を懸念する声と、森会長と似たスタイルを心配するコメントがある

確かに高齢だからダメというのは、女性だから問題というのと同じことになります。
あくまで、人物を見て判断するしかありません。

コロナ禍のみならず、多くの課題を抱えて、そこに迫っているオリンピックの開催に向けてリーダーシップをとるのは大変な激務だと思われます。

観客の有無、開催するか延期するか、中止するかいずれにしても決定に時間はほとんど残されていません。どのようにリーダーシップを発揮して行くかが問われます。

ひまり
国民が納得できる結論を!

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