東京オリンピックの年の経済

ライブコマース株上昇!?中国でコロナで需要急増の実態とは

コロナ感染防止の外出自粛が続く中、スマートフォンなどで、インターネット中継をしながら、リアルな販売と同じように店員とやり取りしながら購入できるライブコマースが注目されています。

先進の中国では、1社で3兆を超える売り上げを挙げている企業もあり、ライブコマース関連の日本企業が今後大きく発展し、株の上昇も期待されるところです。

中国での実情を見ながら、今後を考えてゆきましょう。

ひまり
日本もそうなるのかしら?

中国におけるコロナで需要急増の実態とは

中国におけるコロナ禍での需要急増の実態を見てゆきます。

中国ではこれまでライブコマースというサービスが急拡大してきました。

ライブコマースとは、スマートフォンやPCでインターネット中継をしながら、通信販売をするサービスです。

テレビ通販などと似ていますが、大きな違いは双方向性にあり、例えば、アパレル関係では、客のコメントにキャスターがリアルタイムに反応しながら、商品の服のアップを見せたり、組み合わせを変えたりしてくれます。
つまり、客はリアル店舗と同じような感覚で買い物ができるわけです。

中国の広東省広州では、最近ライブコマースに乗り出す店が相次ぎ、100以上の卸売市場で、中継が行われています。

コロナで売り上げが40%に落ちた某アパレルメーカーは、ライブコマースに乗り出すことで、逆に全体の売り上げが10%上回ったという事もあるそうです。

中国では、偽物が多いこともあり、信頼するインフルエンサーが紹介している商品を買う客が多い点もライブコマースを後押ししています。

中継専用のスタジオを整備し、着こなしと、服の提案力のある人気キャスターを養成することで、人気を集め、驚異的な売り上げに結びつけたという例もあるそうです。

中国では2時間で3億円もの消費が動く市場に育っています。

最大手のAlibabaグループが運営する「淘宝网(淘宝網:タオバオ)」で見てみましょう。

2016年に始まったタオバオのライブ配信では、昨年で1日のライブ配信回数が6万回を超え、ライブ配信の総時間が15万時間を超えています。

2018年には、タオバオのライブ配信による販売額が千億元(約1兆5000億円)を超え、前年比400%も伸び、ライブ配信を通じ、購入できる商品の数が60万品種も超えています。

2019年中国のライブコマースの販売総額は約6兆6000億円となり、上位3社の売上は次のようです。
淘宝 :約3兆円
快手 :約2兆2500億円
抖音 :約6000億円

わしも将来のキャスターをめざそうかな
れん

ライブコマース株上昇?日本の実態は?

最近話題になった5社を見てゆきましょう。

株式会社17 Media Japan(イチナナメディアジャパン) ライブ配信アプリ運営
国内のライブ配信市場の約6割のシェアを持ち、約40社が同社のサービスを導入し、ライブコマースの売上総額も毎月、前月比3.5倍の勢いで伸びているといいます。

株式会社 Candee / Candee, Inc.
モバイル動画を軸に、メディア事業、動画マーケティング支援事業、タレントマネジメント事業を展開する
「Live Shop!」をリリース

Meyco株式会社 「デジタルマーケティング」デジタル広告からWeb制作、SNS運用、インフルエンサー施策まで展開している。
ライブコマースを活用し、商品の認知拡大及び購買までを成果報酬にてサポートするサービス「KOLIVE(コライブ)」をリリース(5月8日)

株式会社ビームス(東京・渋谷)セレクトショップ
自社サイト内で初めてライブコマース(3月27日)
ライブでコーディネイトやおすすめアイテムをご紹介、その場で購入も可能とした。
紳士服を販売したところ、6136人が視聴し1時間で100万円弱が売れた。

株式会社イナンナ
若い女性向けファッションブランドDURASでライブコマース開始(イチナナメディアジャパンの支援)
約1時間の配信で実店舗以上に販売しているとのこと。

日本でライブコマースの提供が始まったのは3年ほど前で、その発展は中国に大きく遅れていますが、今後大量のデータ通信ができる「5G」のサービスが開始されると、次世代の電子商取引(EC)として広がる可能性があります。

上記5企業の上場状況をファイナンス検索しましたが、上場しないことを社の方針としているところもあり、現段階で、上場している会社はありませんでした。

成長過程であり、今後が注目されます。

ひまり
興味津々!一度やってみたい

ライブコマースへのみんなの反応

ライブコマースでピアノ1万台・・・笑
中国はレベルが違いすぎる。この10分の1。いや、100分の1で良いから日本でもライブコマースが流行ってくれますように。
stayhomeしてると気分転換したいとか、ショッピングしたいって思うんですけど、ライブコマースとかインスタのストーリーズみてると手軽に同じような気分が味わえるんだなって発見した光る星
withコロナ時代にライブコマースが加速
AlibabaやJD、拼多多に加えてWeChatも参戦
最近だとCtrip創業者が数回のライブで旅行商品1億元(約15億円)を売り上げた
ライブコマースってファッションや化粧品が多かった印象だけど生産者が直販する業態ってありだと思う。今の消費者が求めてる事は気持ちよく商品を購入することじゃなく、販売者や生産者がどれだけ誠実かどうかが重軽なキーワードだと思う。

ライブコマースのインフルエンサー薇娅
1年の販売金額がなんと17億元(日本円300億)!!
みなさん、個人のインフルエンス力で1年の売り上げ300億円!なんだって!!

出典:Twitter

桁が違いすぎる!
れん

まとめ

要約すると...

  • ライブコマースの先進国中国ではコロナ禍での自宅待機で、さらに需要が急増している
  • 日本でもライブコマース関連会社の話題がかなりでてきたように、今後上場されれば、大きく発展して行くことが期待される
  • 中国でのライブコマースのスケールの大きさに驚く声が多く、日本でも期待したいとの声が

ポストコロナで大きく変わる可能性のあるものとしてネット販売をリアルに近い状態で行うライブコマースが日本でも注目されます。

おそらく、コロナ第1波が過ぎても、以前と同じ生活には戻れないでしょう。中国には相当遅れていますが、この機会を前向きにとらえて、新たなビジネスを大きく育てるチャンスと見ることもできます。

アパレルだけでなく、この状況下で、販売に困っている飲食、酪農、農業などを含めいろんな分野で、ライブコマースを活用できる可能性がありそうです。

ひまり
これからどう変化するか注目だわ

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