「平成の怪物」として日米球界を席巻、「松坂世代」を率いてきた松坂大輔投手(埼玉西武ライオンズ)が、いよいよ19日、現役引退の日を迎えます。
会見や試合が必見ですが、ところで20日以降「OB」となった松坂大輔氏の身の振り方はどうなるのでしょう。ファンには大変気になる松坂大輔投手の引退後の姿は?本人、ファンの希望や現実の選択肢を探りました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

目次
松坂大輔引退後は何をする?
日米通算23年間もの長きプロ生活。重ねた勝利は合計で170勝。ケガに苦しみながらも、何球団も渡り歩いて現役続行にこだわった勝負師。まさに怪物の名にふさわしい野球人生でしたが、そんな松坂大輔投手、引退後は何をするのでしょうか。
とうとう引退発表
7月の引退発表時には「体調、精神面が万全でない」として姿を見せなかった松坂大輔投手。ようやく準備が整い、19日には引退会見の後に、ナイターで行われる本拠地での日本ハム戦に先発登板することが球団から発表されました。
本人の口から会見でどんな言葉が語られるのか。試合では何球、どんなボールを投げるのか。ユニフォームは?そして試合後の引退セレモニーではどんな趣向が披露されるのか。本人が球場のファンに届ける最後の言葉は?
19日は見逃せない一日になりそうですが、では20日以降、引退後の松坂大輔氏は何をする予定なのでしょうか。

引退後の情報は?
引退後の身の振り方については、やはり19日の引退会見などで自身の口から語られると思われますが、メディアでは早速色々と臆測が飛び交っています。
例えば以下のようなものです。
・球界には残らず解説者になる説。第1希望は日本テレビ。妻が元同局人気アナの柴田倫世さん、また高校時代に甲子園でライバル関係にあった上重聡アナもいて環境が整っている。
・本来松坂は西武のフロントか投手コーチなどを希望していたが、球団からオファーがなかったらしい。
・松坂は米国での永住権を取得しているため、指導者として西武には残らず米国に住む可能性も。ただあれだけのビッグネームなので、アドバイザーのような肩書で名目だけでも球団に残ることもありうる。

#プロ野球、#西武ライオンズ の #松坂大輔 投手が10月19日、メットライフドームで行われる日本ハム戦で現役最後のマウンドに上がります。20年以上にわたる松坂投手の野球人生を写真で振り返ります。
「平成の怪物」松坂大輔の軌跡https://t.co/U2bJ9NBfKZ pic.twitter.com/nOnASuIRUT
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) October 15, 2021
似た選手の引退後の例
解説者か、コーチか、アドバイザーか…。気になる松坂大輔投手の引退後ですが、ちなみに似たような経歴を持つ「球界レジェンド級投手」の引退後の例はどうだったのか見てみましょう。
野茂英雄
独特なトルネード投法で三振の山を築き、近鉄、ドジャースなど日米で大活躍した野茂英雄氏。日本では沢村賞、最多勝など数々のタイトルに輝き、MLBでもノーヒットノーラン2回を記録、オールスターにも出場しメジャートップ投手として君臨しました。
08年に会見などは行わず静かに現役引退。引退後は広島臨時コーチ、解説者などを務め、16年からはパドレスのアドバイザーに就任。社会人野球クラブを設立したり、少年野球の日本代表総監督にも就任するなど、野球普及活動にも熱心です。

桑田真澄
PL学園時代に「KKコンビ」として甲子園を席巻し、その後プロ野球で大活躍、メジャーにも渡った点では松坂大輔投手と似ているのが桑田真澄氏。
エースだった巨人では沢村賞、最優秀防御率などのタイトルを獲得。06年にパイレーツと契約、39歳でメジャーデビューを果たしました。
引退後は解説者のほか、早大や東大大学院でスポーツ科学を研究。東大野球部コーチ、スポーツ庁参与など幅広く活躍。21年シーズンは巨人の一軍投手チーフコーチ補佐を務めました。

黒田博樹
NPBの広島カープのエース、MLBのドジャースやヤンキースで長く活躍した黒田博樹氏も似た経歴のレジェンドです。
日本人として初めて日米通算200勝を達成、NPB/MLBの40球団から勝利を挙げました。侍JAPANでもアテネ五輪銅メダルを獲得しています。
引退後は主に解説者として活動、よしもとクリエイティブ・エージェンシー・吉本興業とマネジメント契約も結んでいます。
松坂大輔引退後のファンの希望まとめ





出典:twitter
19日これらを総動員する。#ありがとう松坂大輔#seibuIions #松坂大輔 pic.twitter.com/DI1At1TIdN
— yuta_18yakyu89 (@18yakyu89) October 13, 2021
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 19日いよいよ松坂大輔の引退会見と引退試合。何を語るか、投球にも大注目
- 引退後についてメディアでは日テレ解説者、米国移住、西武アドバイザー説も
- 日米で活躍した野茂、桑田、黒田氏は解説者や大学院進学、後進指導者など
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