リーグ・アンの第15節で、パリ・サンジェルマンが、サンテティエンヌと対戦した際、タックルを受けたネイマールの足首が90度曲がり、泣きながら担架でピッチを去ったとの衝撃のニュースが入りました。
ネイマールの怪我はどのくらいで、ワールドカップ2022間に合うのでしょうか?
怪我のデパートとか、過剰演技のネイマールとしばしば批判されますが、今回は深刻な怪我の可能性もあります。

ネイマールの怪我はワールドカップ2022間に合う?
ネイマールの怪我はワールドカップ2022に間に合うのでしょうか?
移籍市場サイトによれば、今回のネイマールの怪我は、足首の捻挫で、2022年1月10日までの42日間の療養、6試合の欠場となるようです(transfermarkt.co.uk参照)。
22回目の2022 FIFAワールドカップは、 2022年 11月21日 から 12月18日 にかけて カタール で開催されます。
ブラジル代表は南米予選で、1位通過しており、本戦出場が決まっています。
足首の捻挫で、42日間療養しても、ブラジル代表のネイマールにとって十分間に合うスケジュールとなります。
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ネイマールの怪我の歴史
エデン・アザールらを上回り、負傷欠場歴でスター選手群のトップに立っています。
パリ・サンジェルマンに移籍してからのネイマールの怪我の歴史を見てゆきます。
怪我の種類、期間、出場できなかった試合数を一覧します。
シーズン | ~から | ~まで | 期間(日) | 欠場試合数 | |
---|---|---|---|---|---|
21/22 | 足首の捻挫 | 2021年11月29日 | 2022年1月10日 | 42 | 6 |
21/22 | 内転筋のトラブル | 2021年10月16日 | 2021年10月23日 | 7 | 1 |
21/22 | フィットネス | 2021年8月1日 | 2021年8月26日 | 25 | 4 |
20/21 | 内転筋のトラブル | 2021年2月11日 | 2021年3月19日 | 36 | 9 |
20/21 | 足首のトラブル | 2020年12月14日 | 2021年1月10日 | 27 | 5 |
20/21 | 休養 | 2020年12月5日 | 2020年12月6日 | 1 | 1 |
20/21 | 内転筋のトラブル | 2020年10月28日 | 2020年11月19日 | 22 | 4 |
20/21 | コロナウイルス | 2020年9月2日 | 2020年9月11日 | 9 | 1 |
19/20 | 肋骨の打撲 | 2020年2月3日 | 2020年2月16日 | 13 | 4 |
19/20 | ハムストリングスの負傷 | 2019年10月14日 | 2019年11月20日 | 37 | 6 |
19/20 | 調整(フィットネス) | 2019年8月10日 | 2019年9月6日 | 27 | 4 |
18/19 | 足首の靭帯断裂 | 2019年6月7日 | 2019年8月9日 | 63 | 1 |
18/19 | 中足骨の骨折 | 2019年1月24日 | 2019年4月19日 | 85 | 18 |
18/19 | 休養 | 2019年1月11日 | 2019年1月13日 | 2 | 1 |
18/19 | 内転筋のトラブル | 2018年12月3日 | 2018年12月22日 | 19 | 4 |
18/19 | 内転筋のトラブル | 2018年11月21日 | 2018年11月27日 | 6 | 1 |
18/19 | 休養 | 2018年10月19日 | 2018年10月21日 | 2 | 1 |
18/19 | 休養 | 2018年9月13日 | 2018年9月16日 | 3 | 1 |
17/18 | 中足骨の骨折 | 2018年2月26日 | 2018年5月27日 | 90 | 16 |
17/18 | 大腿部のトラブル | 2018年1月19日 | 2018年1月25日 | 6 | 2 |
17/18 | 打撲 | 2018年1月11日 | 2018年1月15日 | 4 | 1 |
17/18 | 軽度の打撲 | 2017年11月2日 | 2017年11月日13 | 11 | 1 |
17/18 | 軽度の打撲 | 2017年9月21日 | 2017年9月25日 | 4 | 1 |
数日の休養や、調整(フィットネス)も入れると、2017年以降4年余りの間に23回もあります。
内転筋のトラブル 5回、今回を含め足首関係3回 中足骨の骨折2回などとなっています。
2回の中足骨の骨折での離脱期間が90日、85日と長くなっています。
メッシやクリスチアーノ・ロナウドのような高いパフォーマンスを発揮する選手というのは怪我をしないので、
ネイマールの怪我の多さは不健全な生活に起因することの指摘もあります。
「おびただしい数の遅くまでのパーティーを堂々とやっては、ソーシャルネットにひけらかしてきた」、「だがクラブ内部には、彼の睡眠のとり方、飲食物摂取のあり方、水分補給などが、非常にハイレベルなスポーツ選手の必要性に合致していないとみなす見方がある」と言われています。
これに最近では加齢も加わっているのではと思われます。

ネイマールの過剰演技
だれしも実力があることは認めるネイマールですが、試合中に過剰とも呼べる演技を披露してしまうことで、批判の的となってしまうことがしばしばあります。
2018年ロシアW杯、対セルビア戦
ブラジル代表対セルビア代表戦で、鋭いスライディングタックルを受けたネイマールが、5回も転がったので、「あれは過剰な演技だ」として批判の対象になりました。
2018年ロシアW杯、対メキシコ戦
65分過ぎ、ネイマールは相手選手のタックルを受け、ピッチにうずくまった後、足を踏まれたネイマールが、顔をゆがめ、大絶叫。両手で足を抑え、大きく口を開けながら再びうずくまった。ドタバタとのたうち回り、2分間試合は停止しました。
「いくらなんでも大げさすぎ」「そんなに痛くないだろう?」といったコメントがネット上で多く見受けられ、メキシコ代表のファン・カルロス・オソリオ監督は試合後、「あれはサッカー界の恥だ。一人の選手のために、我々は多くの時間を浪費した」と怒りを露にしていたそうです。
13/14リーガ第33節、対グラナダ戦
ネイマールが相手のマヌエル・イトゥラに自ら突進して、相手にぶつかった瞬間、自分の胸を抑えピッチに倒れ込んでしまった。
顔をゆがめ、大きく口を開いて叫び、治療のため、試合は数分間ストップした。このネイマールの謎のプレーにはもちろん多くのコメントが寄せられており、「サッカー史上最高の当たり屋」などと痛烈な批判を受けた。
以上はほんの一部ですが、怪我で倒れても演技ではとの疑いがネイマールには、常に付きまといます。

ネイマールの怪我へのみんなの反応

もうW杯まで療養してれば良いよ。



怪我でキャリアの多くの時間を棒に降ったブラジルの方のロナウドを思い出す

出典:ヤフコメ

まとめ
要約すると...
- 今回のネイマールの怪我は足首の捻挫で42日間の加療を要する
- ブラジルは、代表出場が決定してるので、11月のカタールワールドカップ2022には十分間に合う
- ネイマールの怪我の多さと、試合中の過剰演技は評判が悪い

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