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プロ野球2020観客はいつから入れるだろう...台湾も韓国もまだ無観客?

プロ野球2020が開幕、ファン待望の熱戦が始まり、連日スタジアムでは球音や選手たちの掛け声が響いています。

ただ残念ながらコロナ対策のため当面は無観客。観客席はがらんとしています。プロ野球で球場にはいつになったら観客が入れるのでしょうか。先行して開幕した台湾プロ野球など外国の現状も調べてみました。

一部球場ではホームチーム攻撃時、去年の試合で録音した応援歌のテープを選手別に流してた!盛り上げ策が何か涙ぐましい…
ひまり

プロ野球2020観客はいつから入れそう?

19日にようやく今季が開幕した日本のプロ野球。日曜までの3日間各地で試合が行われ、ファンがひいきチームのプレーに一喜一憂する〝日常〟が戻りました。

ただし、球場での「生観戦」はまだできません。各球場では無観客のため、ファンの応援もテレビやPC、スマホなどを通じてのみとなっています。ではプロ野球ではいつ頃から「観客入り試合」を行う計画なのでしょうか。

プロ野球運営を統括するNPBでは、今シーズン実施について、経済社会活動の緩和に関する政府の基本的対処方針に則る考えを示しています。5月末の緊急事態宣言解除の際、政府が示した方針は以下のようになっています。

【プロスポーツなどの段階的緩和の目安】

■6月19日~
・全国での都道府県をまたぐ移動やプロスポーツの無観客試合を容認する。

■7月10日~
・5000人、または、屋内施設では収容人数の50%以下を上限として観客入り開催を認める。

■8月1日~
・収容人数の制限を撤廃するが、屋内では収容人数の50%以下の上限を維持する。

またプロスポーツなどの屋外施設での開催時は、できれば観客同士の間に2メートルの十分な距離を取る、との条件も設けています。

この方針通りに規制緩和が進むとすれば、プロ野球の球場での観客入り開催は7月10日以降に可能となります。ただし屋外球場では5000人、ドーム球場でも「50%以下」とはいえ、最初は数千人以下のかなり限定した入場許可になるとみられます。

ひまり
阪神が2軍戦でファンクラブ会員300人の事前応募制で観客入りを試したり、BCリーグでも、一カ月感染者ゼロの富山県で600人ほどの観客入りを試行。こういうのを繰り返して検討していくのね

では先行して開幕した台湾など外国の事例はどうなっているのか、見てみましょう。

プロ野球台湾も韓国もまだ無観客?

ファンとしては「球場で生観戦できるのはいつなの?」とその日が待ち遠しいプロ野球。ただ政府の方針に従い、実際に観客入りが実現するのは7月中旬以降、しかも当初は3~4万人収容のスタジアムでも数千人程度と限定的な入場許可となりそうです。では先にシーズンを始めた台湾や韓国プロ野球の現状はどうなっているのでしょうか。

■台 湾

「コロナ封じ」を徹底し、感染者抑制に成功した世界的にも珍しい地域・台湾。これを受け同国プロ野球は世界に先駆けて4月12日に開幕しました。当初は無観客スタートでしたが、5月8日から各試合千人を上限に観客入りで実施。観客にはマスクの着用、健康状態の申告、身分証による本人確認が義務付けられました。

さらに1週間後には各試合最大2千人に収容人数を拡大。そして6月7日からは、球場の最大収容人数の約4割の入場を認めるところまで広げました。ただし席の間隔は前後と左右の1席は空ける配慮がなされているそうです。

台湾の球場では夏場に入ることもあり、暑さ対策のため着席時にはマスクを外してもよいことになったそうだ
れん

■韓 国

台湾同様、コロナ感染拡大防止に効果を上げている国の一つとされる韓国。プロ野球は例年より1か月以上遅い5月5日に開幕しました。日本と違いレギュラーシーズンも通常の144試合を全て実施する予定です。

今のところ韓国でも無観客試合が続いていますが、地元紙によると観客解禁の準備は各球場で進行。選手と観客の動線を分けるバリケードの用意などを進め、当初は「1000人程度」といったごく少数の観客を入れて問題点を検証。本格解禁に向けてマニュアル整備を行っていくということです。

プロ野球2020観客いつ?に関するネットの反応

観客の雑音入る方が「プロ野球の本当の音」っぽい
台湾プロ野球の観客が楽しそうに観戦しているのを見ると、早くこういう感じで観戦したいなと思うとともに、改めて感染予防に気をつけようという気持ちになる
思えば、昭和のパ・リーグってほぼ無観客な感じじゃなかったっけ?
無観客も慣れた頃に観客入り始めて調子が変わる選手とかいるのだろうな
無観客試合の野球、実況パワフルプロ野球みてるような気分になるな

出典:Twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • プロ野球開幕も無観客続く。「観客入り」はいつから認められる?
  • 政府方針では7月中旬から一部解禁。8月以降は球場の半数入場OKに
  • 台湾では6月上旬から球場の4割入場を許可。韓国も入場準備進む

現在のプロ野球界にとって、実は無観客試合は避けたい選択だったといわれます。実際、4月ごろまでは「ほとんどあり得ないに近い選択」(斉藤コミッショナー)と否定的でした。NPBは近年観客動員数が右肩上がり。球団経営は「昭和時代」のような巨人戦の放送権料頼みの構造から、球場でファンが落とすお金を軸とする「現金商売」に形を移しているためです。

報道によると12球団全体の年間収入約1800億円のうち入場料収入が占める割合は約半分。無観客試合が続けば大変な減収になってしまいます。感染対策を徹底しながらも、一部でも早期に観客入りを実現させたい思いは、ファンも球団も共通しているようです。

れん
Jリーグはじめ他競技も「プロ野球はどうする?」と〝お手本〟を注視。経営優先ではなく、開催のモデルになる役割がNPBには求められているんだな

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