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NPB2020の特別ルールとは?一覧にまとめてみた

新型コロナウイルス感染拡大で延期が続いていたプロ野球(NPB)が、ついに3カ月遅れで今季の開幕を迎えました。NPBが先陣を切る形で、長期間の自粛を余儀なくされた国内スポーツ界が正常化に向かいます。

ただし今季NPBはコロナ対策のため、例年とはかなり異なる「特別ルール」の中での開催。去年までのシーズンとはどこが違うのでしょうか。NPB2020の特別ルールを一覧にしてまとめました。

NPB2020初日、先発のエース2投手がいずれも何とプロ初本塁打!やっぱり今年は特別な開幕ねw
ひまり

NPB2020の特別ルールとは?

NPBはシーズン開幕にあたり、先に公式戦を開始した台湾、韓国などの事例をもとに徹底した感染対策を講じて臨むことになりました。このため今季に限り異例の特別ルールが多く設けられました。

特別ルールの主目的は、①観客、選手やスタッフらを新型コロナに感染させない②万一感染者が出た場合にも、感染を広げず収束させ、シーズンを継続する―こと。この考え方に沿って、例えば試合数を減らし、出場できる人数は増やすなど選手の負担を軽減したり、球場内外での感染防止策を細部まで徹底する「感染予防ガイドライン」を策定するなど、さまざまな対策を講じています。

では次項で今季NPB特別ルールを一覧でご紹介しましょう。

NPB2020の特別ルールを分かっているものを一覧にしてみた

いよいよ始まった、ファン待望の2020NPBシーズン。今季はコロナ禍のため、またコロナ対策のため、特別ルールでの異例のシーズンとなります。以下に特別ルールを一覧で示しました(カッコ内は今年3月時点の当初計画)。

試合や運営に関する特別ルール

■試合数
120試合(143試合)

■観客
当面は無観客

■延長戦
10回まで(12回まで)

■交流戦、オールスター戦
中止(5、7月に開催予定)

■クライマックスシリーズ(CS)
パだけファイナルステージのみ3勝先取制で実施(セパ共に実施予定)

■日本シリーズ
11月21日から通常開催(11月7日開始)

■出場選手登録
31人(29人)

■ベンチ入り人数
26人(25人)

■外国人1軍登録枠
5人(4人)

※5人の内訳を「投手4人野手1」か「野手4人投手1人」とした場合その配分を変更できない。

■投手の勝率資格
最優秀勝率の資格は10勝以上(13勝以上)

■パの順位決定特例
・雨天中止などで120試合を消化できない場合、CS2日前の試合終了時点で順位決定
・その場合、CS出場球団の未消化試合は行わず打ち切り。3位以下の球団はCSの裏などで未消化試合を続行する。
・その後3位球団が2位以上の球団の勝率を上回っても順位は変更されない

■トレードなどでの選手獲得期限
9月末(7月末)

■FA資格に必要となる1シーズンの選手登録日数
112日(145日)

■ドラフト会議
10月26日(11月5日)

ひまり
コロナ防止が大目的だから、今季は審判への抗議や乱闘騒ぎも「御法度」になるわねww

主なNPBコロナ感染対策ガイドライン

・試合、練習中はハイタッチや握手を控え唾吐きは禁止円陣とその最中の声出しも禁止。試合中の声出しはOK。

・マウンドに集まる際は間隔をとる。

セレモニーは最小限に

マスコットやチアはグラウンド入場可だが、選手とチアが同時に立たないようにする。

・選手がコロナ陽性で症状がある場合、発症日から10日間経過後に症状が良くなってから72時間入院または隔離、など。

・選手が陽性で症状がない場合は10日間隔離、など。

・感染疑い選手は登録抹消するが、感染なしが確認されれば10日を経ずに再登録可能。2軍練習までの日数をFA資格に加算するなどの救済措置も講じる。

鳴り物応援がないし、せめてチアやマスコットのパフォーマンス位ないと寂しいよな…
れん

NPB2020の特別ルールへのネットの反応

阪神に有利な特別ルールになったから優勝や
延長は10回までというのは、観戦当日の計画を考えやすいのがメリット
外国人特別ルールを最大限に活用する「策士」ラミレス監督の采配に注目
本当にCSは廃止すべき! こんな敗者復活制度をなんでやってんのかね?
引き分けが増えて、負けないチームが有利になりそう。負けが少ないと勝率が上がるから

出典:Twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 今季NPBがついに開幕!コロナ対策の数々の特別ルールを設定
  • 試合短縮、登録・ベンチ入り・外国人数など増加。CSもパだけ
  • ハイタッチ・唾吐き・円陣など禁止。マスコット・チアはOK

NPBがプロスポーツの先陣を切って開幕したのは「自分たちは社会の公共財」との認識があるからだともいわれます。国内で最も人気あるプロスポーツだけに、斉藤惇コミッショナーはコロナ禍の中で「こういう状況だからこそ国民を元気づけたい。他のスポーツが再開できるモデルになれれば」との思いを繰り返し述べてきました。

ただ東京などでは新規感染者があまり減少しておらず、まだ感染予防策には常に最大限の努力が必要。また第2波など状況に大きな変化があれば、試合続行を自重するなど慎重で大胆な決断も求められます。

大規模なプロ野球リーグでは世界最初のリスタートであり、「国内最大級の集客イベント」でもあるNPB。世界のスポーツ・イベント関係者が注視する中、「公共財」としての在り方が問われそうです。

れん
テレビ局も視聴者の「オンライン応援」「歓声音挿入」とか盛り上げの工夫も様々。ともかく、台湾のように早く観客解禁になるといいけどね!!

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