激動の2020年21年を記録

オリンピック後の世界

東京オリンピックの年のスポーツ

メジャーのマウンドは硬い!日本のプロ野球との違いをマー君らはどうコメントしてる?

プロ野球・楽天イーグルスにメジャーから復帰した田中将大投手が、先日8年ぶりに日本のマウンドに立ちました。沖縄県で行われた日本ハムとの練習試合で先発、2回を投げて4安打3失点の成績でしたが、本人曰く「収穫しかない」と得るものが多かった様子でした。

復活登板で「マー君困惑?」とファンやメディアが気にした問題点が「日米マウンドの硬さの違い」です。「NPBは柔らかくMLBは硬い」が昔からの定説。実際どの位違うのか、マー君自身は何と言っているのか。検証してみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

高校甲子園時代から長く対決してきた中田翔サンがいきなり3ランで「ご挨拶」!シーズンでも真剣勝負が何度も見られそうねw
ひまり

メジャーのマウンドは硬い

日本のプロ野球12球団と米メジャー30球団はそれぞれ本拠地球場を持っています。この計42球場は各々造りに特徴や癖があり、そうした球場ごとの違いを楽しむのも〝野球文化〟の一つだといえます。

そもそも草創期の野球はまさに近郊の「野っ原」がグラウンド。外野の岩や木もそのまま、広さもバラバラ。そうした歴史と概念が今のメジャー球場にも受け継がれてるのだな
れん

とはいえ、スポーツですから最低限の統一基準は当然あります。投球プレート―打席・本塁―各塁間の距離などのほか投手のマウンドもその一つ。野球規則で①直径18フィート(5.4864m)の円形に土を盛る、②高さは10インチ(254mm)などと細かく定められていますが、「硬さ」や土の素材に関しては決まりがありません。

このため各球場で硬さが異なるといわれ、特に「メジャーのマウンドは硬いが、日本プロ野球は柔らかいが定説になってきました。メジャーの土は硬めの粘土質で、日本と違いゲームが進んでもあまり凸凹にならず砂埃も舞い上がりません。

一方プロ野球界では日本の土の特質もあり昔から柔らかめ。MLBと異なり、維持管理のしやすさから内野が全部土の球場も多いため、試合後半にはかなり荒れてスパイクが埋もれるほど穴が目立つケースもしばしばでした。

ひまり
マウンドは土だけに天候や整備状況、投手がスパイクで均すこともありどうしても微妙に形が異なっちゃう。ブルペンとマウンドで高さや硬さが違って戸惑う投手もいるそうだし

マウンドの「メジャー=硬い、日本=柔らかい」ことの背景には選手の体格差もあるようです。大柄で体幹の強い北中米選手がほとんどのメジャーでは硬い方が力を伝えやすく、小柄で筋力が劣る日本人投手は軸足に体重を乗せ下半身で粘って投げるスタイルが主で、柔らかいマウンドの方が適しているとされます。

日本プロ野球のマウンドとの違いについてマー君らのコメントは?

「メジャー=硬い、プロ野球=柔らかい」が定説のピッチャーマウンド。日米14年のキャリアがある田中将大投手ですが、久々に日本のマウンドに立ちその違いをどう感じたのでしょうか。

首傾げるシーンが…

黒い土が覆う沖縄の練習試合マウンド。初回、田中マー君が初球を投げると、右軸足がやや「ズリっ」と滑り球は外角に外れました。田中投手はすぐに土を均らした後、少し首を傾げる仕草。どうやらマウンドが想像以上に柔らかかったようです。

その後はマウンドの感触を確かめながら、修正を加えつつの投球に。試合後、田中投手は「柔らかいと力を入れるタイミングがずれたり、制球が乱れることがある。それを最小限に食い止めることが大事」と気をつけた点をコメントしていました。

さらに「まずこういう風に今日投げて色んなところを感じられたというのが一番」とも言及。これまで世界の何十もの違うマウンドで実績を残してきたスターだけに、「実戦には実戦の場で対応する」というその言葉には説得力を感じました。

メジャーではマウンドの高さや傾斜も日本よりキツいっていうし…投手って見えない所で色々苦労が多いんだなあ
れん

投球スタイルを変えていた!

メディアによれば、実は田中将大投手は8年前までの楽天時代とメジャー時代とで、セットポジションの投法をマウンドの硬さに合わせて変えているそうです。

旧楽天時代はノーワインドアップでは打者に対して体をほぼ90度の角度でセット。しかしメジャーでは打者に正対するように両足をプレートに平行に置いてセット。これはセンターからの映像をみると歴然で、旧楽天時代は横向きなので背番号18が全く見えませんが、ヤンキースでは「19」が完全に見えます(動画ご参照)。

↓ヤンキース時代のマー君セットポジション

↓先日の楽天練習試合でのセットポジション

↓13年前の日本シリーズでのセットポジション

マウンドが硬いメジャーではスパイクがぐっと刺さって動かないため、正対から反動をつけて大きくテークバックしても軸足が動きません。しかし柔らかい日本では反動をつけて身体を回転させると軸足がブレてしまうため、最初から90度の角度に構えてすぐ投球動作に入るわけです。

ひまり
正対で打者を見た方がストライクゾーンや打者の動きも判断しやすいから、MLBでは主流みたいね

つまり日本でのセットポジションは日本流が適しているわけですが、先日の練習試合ではマー君はまだメジャー流だったため、軸足が定まらず首を傾げた原因になったようです。

メジャーのマウンドに関するネットの反応

正直日本の柔らかいマウンドは投手が穴掘ったりして、おかしいと思う
マウンドの硬さはメジャーと日本の球速の差の根本原因かもしれんね。フォームや鍛え方も根本から変わってくるから
地方には柔らかい球場もあるが、本拠地では今はどこもアメリカ式に硬い
マツダスタジアムのマウンドは土ではなく、粘土の上に細かいレンガを敷いている。メジャー仕様らしい
日本ハムナインのマー君評「マウンドに立っている姿がすごく大きく見えて、怖かった」

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 田中将大が対日ハム練習試合に8年ぶり復帰登板。じっくり感触確認
  • 当初マウンドの柔らかさに戸惑い。日本に比べ硬いメジャーの土質
  • マー君、楽天とMLBで投法を微妙に変更。今は日本もMLBと硬さ近似

沖縄でのマウンドの柔らかさに戸惑った田中将大投手ですが、心配は無用のようです。というのも、ここ数年NPBの各球場はメジャー仕様にマウンドを硬くする傾向にあるためです。

楽天本拠地の楽天生命パークはじめ、パの全球場が多少の差はあるものの既にメジャースタイルの硬いマウンドに。つまり本番で投げる際は田中投手もあまり違和感を感じずに、ヤンキース時代とスタイルを変えることなく、存分に実力を振るうことができそうです。もう2、3試合とみられるオープン戦調整を経て、公式戦でどんなピッチングを見せてくれるか注目です。

-東京オリンピックの年のスポーツ

Copyright© オリンピック後の世界 , 2021 All Rights Reserved.