KDDIのauが携帯電話の新プランを2021年1月13日に発表しました。
その名もpovo。
いったいpovoの意味は?ポルトガル語という話もありますがどんな思いが込められたのか気になりました。
auプランの他社と比べたデメリットとメリットをまとめてみました。
(1/14 3社比較表、デメリット・メリット追記)

\ahamo LINEMO povaよりも安いスマホプランは?/
>これ見て決めた「俺ahamo・妻子は楽天モ」がベストチョイス<
povoとは意味は?
povoは「ポヴォ」と発音するポルトガル語です。
辞書を調べると
- 民族
- 国民
- 人
- 庶民
とケースによってニュアンスが変わるような感じとなっていますが
やはり「民衆」という意味合いで使われることが多いようであります。
auの公式に名前の由来がありました。
名前の由来は「pov」を始点にし、ab ovoはラテン語の「誕生」で、新たな視点のサービスの成長を意味するようであります。
povoのデメリットとメリット
POVOとSoftBank on LINE、NTTドコモアハモの3社の比較表を次にあげました。
au・POVO | SoftBank on LINE | NTTドコモ・アハモ(ahamo) | |
---|---|---|---|
データ容量 | 20GB | 20GB+LINEデータ使い放題(LINEギガノーカウント) | 20GB |
20GB超えた場合 | 送受信最大1Mbpsに制限 | 送受信最大1Mbpsに制限 | 送受信最大1Mbpsに制限 |
追加データ | 500円/GB:200円追加で24時間はデータ量がテザリングを含めて無制限 | 500円/GB | 500円/GB |
料金(月額) | 2480円(税抜) | 2980円(税抜) | 2980円(税抜) |
利用回線 | auの回線 | ソフトバンクの回線 | NTTドコモの回線 |
5G対応 | 今夏以降 | 〇(一部区域) | 〇(一部区域) |
申込みや各種手続き | ウェブと専用アプリのみのオンライン専用 | ウェブとLINEアプリのみのオンライン専用 | ウェブと専用アプリのみのオンライン専用 |
店頭サポート | なし | なし | なし |
国内通話料 | 20円/30秒、月+500円で5分以内無料 | 5分以内無料 | 5分以内無料 |
国内通話かけ放題 | 月1,500円 | 月1,000円 | 月1,000円 |
海外利用 | 検討中 | アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)で通話もネットも無料 | 82の国・地域で20Gまで使用可 |
キャリアメール | なし | なし | なし |
テザリング | 対応 | 対応 | 対応 |
乗り換え時など各種手数料 | 「au」「UQ mobile」「povo」間の移行手続き無料 | 新規契約事務手数料・機種変更手数料・MNP転出手数料無料 | 新規契約事務手数料・機種変更手数料・MNP転出手数料無料 |
家族割・セット割 | なし | なし | なし |
提供開始予定 | 2021年3月23日 | 2021年3月17日 | 2021年3月26日 |
eSIM | 今後検討 | 対応 | 不明 |
使用スマホ機種 | 当面SIMのみの提供(SIMフリースマホ) | 当面SIMのみの提供(SIMフリースマホ) | SIMの提供(SIMフリースマホ、動作確認)および対応スマホの提供予定 |
ターゲット | 音声通話をほとんど使わないデジタルネイティブ世代 | LINEをよく使うデジタルネイティブ世代 | 若者向けメインブランド |
メリット
・最安値 5分以内無料がついてないもののデータ容量20Gで、2480円(税抜)と、他社に比べ500円安い
Auは「20代未満のユーザーの6割が、音声通話を(月に)10分未満しか利用していない」と述べており、音声通話の需要が小さいデジタルネイティブ世代が多いとみています。
10分なら、20円/30秒で、400円の計算となります。
また、5分以内無料が必要なら、他社と同じ料金となりますが、オプションがつけられます。
それだけ選択肢が広がったと言えます。
・追加トッピング
「ひとりひとりの毎日に合わせて、やりたいことをトッピングできる新発想のプラン」を打ち出し、サービス開始時には次の4プランが提供され、今後追加されるとのことです。
「データ使い放題 24時間」24時間限定でデータ通信が使い放題(24時間200円)
「データ追加 1GB」(月額500円)
「5分以内通話かけ放題」(月額500円)
「通話かけ放題」(月額1,500円)
「データ追加 1GB」以下の3つのトッピングについては、つけると、SoftBank、NTTドコモと同じ料金となります。
「データ使い放題 24時間」に一番の特長があります。
どうしてもWi-Fi環境のないところで、スポーツliveを見たいとか、PCやスマホで仕事をしたい場合に、スマホ上で手続きすれば、200円で、24時間使えるということなので、個人の、働き方・遊び方に合わせて柔軟に対応できそうです。

デメリット
このプランは、店舗や電話相談の人員を削減することで、格安にスマホ環境を提供することを達成していますので、従来と比べると、次のようなデメリットがあります。
・auショップやauお客さまセンター(電話窓口)を利用できない
・キャリアメールを利用できない
「ezweb.ne.jp」「au.com」ドメインのメールサービスですが、フリーメールを使っているなら、影響ありません。
・家族割引が適用されない
auの家族割や家族割プラスに加入できず、家族割プラスのカウント回線にも含まれない
・端末を自分で用意する必要がある
少なくとも当初は、セット販売が予定されていません。
以上は、SoftBank on LINE、NTTドコモ・アハモとも共通のデメリットとなります。
POVO特有のデメリットとして、
・トッピングの利用中はネットワークの混雑時や動画やクラウドゲームなどの利用時において、通信速度が他のユーザーよりも抑制されることがある。
と発表されています。
今のところどの程度など具体的には不明です。
povoのみんなの反応
povoは比較的好感されているようで、yahooのアンケートでも3社の中で1番であります。
出典:https://news.yahoo.co.jp/polls/life/42076/vote
かけ放題を付けなければ他社より500円安いことになるのが好感されているのでしょう。
auの新プランpovoを他キャリアの新プランと比較したけど、やっぱりauの200円で24h使い放題がデカイな。変な条件をこれ以上付けなければだけど。無料通話はLINEがあるから関係なし。キャリアメールはもはや不要。
個人的には毎月20GBも使わないから、5GBで980円のプランが欲しい… pic.twitter.com/m1B0AhQrDh— たくみん (@tkmn306) January 13, 2021
キャリアメール、じぶん銀行からのお知らせぐらいしか来ぇへんから別に困らん。
ネット使い放題のアパートに住んでて1ヶ月で20GBを使いきるにはどうすればいいのやら…
使っても5GBやねんけどなぁ…
10GBで2000円とかのもあればなぁ…
auからpovoに変えたらキャリアメール以外に何が不便になるの? https://t.co/0gP7gngMFk
— HIЯOCY ⇔ 闇ノ素 (@HIROCY_REBOOT) January 13, 2021
povo安いけどキャリアメールで登録したアカウント変更するのがくそめんどくさいな
— ちょくた (@tyokutaaaaa) January 13, 2021
auのpovoってまた言いづらい名前…プラス500円で5分以内かけ放題なので実質2980円で横並び、大半のユーザは今のところに居座るだろうから結局競争なんて起きない、バカな政府が民間に無理な負担を強いただけの結果になりそうやな〜
そして楽天モバイルは多分もう終わり— んーー (@kubouuuma) January 13, 2021
auのPOVO、通話定額をオプションにして競合から500円引きを標準にしたのはオプション使わないユーザー分現金収入が多少減るだけになかなか勇気ある。果たして競合は追従するか。
— tesla (@divTesla) January 13, 2021
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