東京オリンピックの年のパニック

山中教授のコロナ最新コメントが怖い!GoToHellトラベルキャンペーンの中私たちはどうすべきか?

コロナで40万人死亡説の西浦教授との対談で山中教授が、「何もしないと10万人以上が亡くなる」とコメントされ、二人は同意見なのかと衝撃が走りました。

西浦教授は4月に、人と人との接触を減らすなどの対策を全く取らない場合41万8000人の死者が出る可能性もあると警告を発し、これに一部から、脅迫を含む批判がなされて来ました。

GoToトラベルキャンペーンが始まろうとする現状を憂慮されたのでしょうか?

コロナ感染の現状とともに山中教授のコメントの真意を推測してみましょう。

ひまり
旅行に行けるなんて浮かれていてはだめかも

山中教授のコロナ最新コメント

日本循環器学会学術集会で、山中伸弥・京都大教授と厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大教授の「新型コロナウイルスの流行における意思決定 〜未曾有の状況下でどう考え、どう判断すべきか〜」の記念対談が行われ、そこで、コロナ感染についての最新コメントが発せられました。

山中教授は、「まだまだ長い対策が必要。何もしないと10万人以上が亡くなるというのは今も変わっていない」と、何も対策しないと40万人の死者が出ると警告し、違ったではないかと散々叩かれた8割叔父さんこと西浦教授に同調したように見えます。

西浦教授も、現状を「分水嶺にさしかかっている。データを見ると今、制御が困難な状態で、現状の対策でいいのか心配だ」と心配な発言をされています。

この対談は、「ワイドショーに出てくる煽り専門のチャラい専門家と違ってプロフェッショナル同士の率直な意見交換こそ「正しく恐れる」ためには必要だと思う。」とのコメントにあるように事実に基づく真摯な対談に映りました。

対談でお二人が一致されていたのは、
感染者が死亡する率は、日本人は欧米人と比較して低いとは言えず同等。
・日本人や東アジアの国民は欧米人と比較して感染しにくい。なぜかは現在不明(ファクターX)
BCG接種説はBCG接種している南米での最近の感染爆発で言えなくなってきた。
・クラスターで感染の起こりやすさも同じだが、1度のクラスターで感染する2次感染者の数が少ない。
ワクチンについても楽観的でない
数千万人の健康な人が受けるための安全性が担保できるか?
抗体が3か月で消えるというデータも出てきている(年に4回接種する必要?抗体だけで考えるのでなく、細胞性免疫で考えるべきとの話も)。
・数年繰り返し、弱毒化するのを待つなど長期戦の覚悟が必要

以上のように、今後についてかなり厳しい見方で一致されていました。

山中教授は、感染症の専門家ではないものの、世界中で新たに投稿されるコロナ関係の論文を読み込まれ、日々発信されています。

その姿勢はかなり信頼に足るものだと思っています。

その山中教授が、西浦教授と一致して、何もしないと(または、欧米のようなタイプのロックダウンしても)10万人以上が亡くなる恐れがあると発言されたのは、現状にかなりの危機感をお持ちだからと推測しました。

経済再開に前のめりし過ぎるとアメリカと同じに
れん

GoToHellトラベルキャンペーンといった皮肉もある現在の状況

東京都で7/9 220人、7/10 243人と1日の感染者数としては、過去最高となり、感染拡大が懸念されています。
7/10は隣県の埼玉県で44人、神奈川県で32人、千葉県で12人などと緊急宣言解除後の過去最高の感染者数が確認されたところもあり、全国では427人となっています。

では、東京都の緊急事態宣言の4月上旬を現状と比較するとどうなのでしょう(5月25日に宣言解除)。

安心要素

1. クラスターが発生しているのは新宿など夜の街関連で、積極的に検査を実施した結果を反映している。
2.20~30代が7割程度を占めており、重症化リスクが少ない。
3. 重症者数は10日時点で5人、入院者数は487人であるが、4月時点でのそれぞれ、100人、1100人に比較すると少なく、医療機関にまだ余裕がある。

不安要素

1.夜の街以外でも、舞台でのクラスターが発生した例も出てきている。
2.20代30代から40~50代の増加が見られる。
3.若年層の友人同士のパーティーや会食、、職場内、家庭内での感染の報告が出始めてきており、市中に感染が広がっている懸念がある。

今後介護施設、障碍者施設、高齢者に広がってゆくと、一気に重症者が増加するリスクがあります。

また、第1波で時間を稼いだはずですが、PCR検査数は増えたといっても、韓国や中国のように、大規模クラスターが発生したとき1日20万件の検査能力には遠く及ばず、ベッド数は確保されても、重症者が100名になった時の集中治療室、ECMOなどの機器、や専門のスタッフが十分確保されたのかにも不安が残りますし、感染者との濃厚接触者の追跡システムが十分整備されたとも言えません。

まさに、分水嶺にさしかかっている非常に心配な状況ではと考えます。

この状況下で、今までの規制を緩和する動きが予定通り着々と行われ、計画されています。

6月11日(木曜日)「東京アラート」を解除、ステップ3へ。
6月19日(金曜日)接待を伴う飲食店やライブハウスを含め都の休業要請は全面解除された。
プロ野球無観客試合開始。
7月4日(土曜日)  Jリーグ無観客
7月10日(金曜日)プロ野球・Jリーグ観客入場(最大で5千人か収容人員の50%の少ない方)
7月22日(水曜日)Go Toトラベルキャンペーン前倒し実施。

特に、23日からの4連休を前に県境をまたぐキャンペーンで、関東から多くの客が各県に出かけるのが非常に懸念されるところです。

4月下旬の感染爆発の原因とされた祭日の繰り返しにはならないのでしょうか?

ひまり
また逆戻りだけはなしにして欲しい!

対談へのコメントを見てみましょう。

山中教授のコロナ最新コメントへのネットの反応

いくら何でも、42万人死ぬって公に言ってはダメです。
あなた方の議論の範疇でやりとりしてください。
10万人死ぬって言うことも一緒ですよ。自分の影響力考えて、発言を
西浦氏の接触8割減は経済を知らない人間の暴論だと思っていたが、経済などといったことへも相当の考慮をした上での主張だったのだと、この話を聞いて理解した。全体を聞いて学んだのは、長期戦への覚悟の必要性、この一事。
この山中教授、西浦教授の組合せが国民にとって良いのではないですか。
山中教授には、政府に対しどんどん意見、指導をして頂きたいと思います、期待しています。
山中さんは分科会のメンバーなんだから、そういう発言を政府に浴びせて危機感を持たせてもらいたい
関東地方からその他の地方へ移動した人経由の感染も広がってきているし、4月5月の国民の我慢を水泡に帰さないためにも政府を思い止まらせてくれ

今度こそ本当に、アメリカやブラジルのように感染爆発する可能性もあると思う。

出典:ヤフコメ

政治家が自分の責任できちんと判断しているのか見えないのが一番の問題!
れん

まとめ

要約すると...

  • 山中教授が西浦教授との対談で、何もしないと10万人以上が亡くなる危険もあると発言したのは、現状への危機感から、一歩踏み込んで警告を発したのだと思えます。
  • 4月上旬の危機的状況と比較すると、安心材料はあるものの、Go Toトラベルキャンペーンなど経済再開を優先するには危険が大きすぎるように思え、身の安全を図るためには、現状を客観的に見て、個々がどう行動すべきか考えるべき
  • コロナとの戦いは、長期戦を覚悟しなければならず、そのためにも、山中教授には、分科会メンバーとして、政府に対しどんどん意見、注文をつけて欲しいとのコメントが多い

山中教授と西浦教授の対談で、ワクチンや集団感染で、コロナ禍が早い段階で過去のものとなる可能性は小さく、数年にわたる長期戦を覚悟する必要がある点で一致していました。

また、日本人は欧米人と比較して死者が少ないと言われてきましたが、感染しにくいだけで、感染者の死亡率は決して低くないという点が理解できました。

したがって、日本人が感染しにくい理由が解明されない限り、我々としては、リスクを避けた生活を今後数年に渡って、自己防衛してゆく覚悟をしなければなりません。

ひまり
そう簡単にもとに戻れるはずはないわよね

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