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微陽性とは定義は?過去にあった?「今作った曖昧語?」「ごまかしているのでは」

坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルス感染陽性が確認されたことに関し、読売巨人軍は、PCR検査でのウイルスの遺伝子量は微量で、正常値ギリギリの「微陽性」であると発表し、心配ないことを強調しました。

微陽性とは定義はどうなっているのでしょうか?コロナ禍になって初めて聞くが、過去にあったの?という声もSNS上で飛び交っています。

疑陽性や偽陽性、偽陰性などを含めて分かりやすく説明してみましょう。
また次に行うPCR検査が、新しく厚労省から承認された唾液を使う方法という点への疑問についても解説します。

ひまり
次々新語が出てきてついて行けないわ

微陽性とは定義は?

微陽性とは定義はどうなっているのでしょう?
過去にこんな言葉を聞いたことがないという声もあります。

坂本勇人選手と大城卓三選手は、PCR検査の際のウイルスの遺伝子量(CT値)が微量で、正常値ぎりぎりであったため、「微陽性」であると球団は説明しているようです。

症状もなく、感染後にできる「IgG抗体」も持っているので、今後体調の悪化や、他人に感染させる心配はほとんどないことを強調したいがためだと思われます。

新型コロナウイルスの遺伝子を増幅させて検査するPCR検査の結果は採取した検体の遺伝子の量に左右されます。
例えば、感染したとしても回復して、PCR検査で検出できるウイルス量の限界以下となれば、検査結果は陰性となります。

検体の遺伝子量は感染してからの経過時間や検体を採取する箇所の影響を受けることがわかっています。

一番問題なのは、陽性でありながら、陰性と判断される偽陰性と判断されることであり、この場合陰性と判断された陽性患者が、自由に出歩いて感染を広げてしまいます。

<感染してからの経過時間の影響>
米国ジョンズ・ホプキンズ大学が行った7つの研究グループのデータの解析では、鼻咽頭または咽頭スワブを用いたPCR検査のデータ偽陰性率は次のようになっています。

偽陰性率の変化(カッコ内はバラつき)
・感染1日目:100%(95%CI:100~100%)
・感染4日目:67%(95%CI:27~94%)
・感染5日目(発症日): 38%(95%CI:18〜65%):
・感染8日目(発症から3日目:20%(95%CI:12~30%)
・感染9日目:21%(95%CI:13~31%)
・感染21日目:66%(95%CI:54〜77%)

これによれば、感染8日目で、最も偽陰性率が小さく、感染1日目では、100%、21日目では66%が陽性であるにも関わらず陰性と判断されるということになります。

両選手の場合は、感染がかなり昔だろうと言っていますので、偽陰性でなく、陽性と判定されたということは、幸運だったとも言えます

<検体を採取箇所の影響>
今回のケースでは、検体は鼻咽頭から採取したとのことです。

新型コロナウイルスの感染は、下気道(肺の奥の方)にウイルス量が多いことが指摘されていることから、痰などの肺の奥の方から得られる検体での検査が最も望ましいとされています。
但し、痰が出る症状でなくては、この検体の採取はできません。

唾液のほうが 鼻咽頭スワブよりウイルス量が少ないと言われています。

つまり、鼻咽頭スワブを用いてPCR検査を行えば陽性と判定される人も、唾液を用いれば陰性と判定されることがあり得るということです。


気になるのが、4日に行ったPCR検査は最近厚労省から承認された唾液を検体とする手法を用いるとしている点です。
また、承認した厚労省は「症状発症から9日以内の者」に限り保険適用としています。

この結果が陰性となっても、検体を変えたためではないか、感染から時間が経過しているからではと疑われてしまいます

なぜ、同じ方法で検査して、証明しないのでしょうか?
なんとか陰性の結果を出したいという政治的なにおいがします。

なんだかますますややこしくしているような
れん

微陽性は過去からあった言葉なの?

偽陽性疑陽性という言葉はあっても、微陽性というのは過去になかったようです。
英語でslight positiveで検索しても出てきません。

疑陽性とは、例えば、BCG注射で免疫がついたかどうかの判定するためのツベルクリン検査の結果で使われる用語です。

陽性判定基準を満たさず、免疫がついたとは言い切れない、「疑わしい状態」を意味し、2週間後に再度ツベルクリン検査を実施することになっています。

偽陽性とは、偽陰性と逆に「真の陰性」の検査結果が「間違って陽性」と判定されることを意味します。
PCRは特異度が高い検査と言われており、偽陽性の問題は比較的起こりにくいと言われています。

つまり、陰性の者が、間違って陽性と判断されるケースは、非常に少ないと見て良いわけです。

球団は陽性反応が出ていても他に感染させる危険性はほとんどないということを強調するために、この新語を使ったようですが、これまで日本全国やWHOの感染者数の発表では当然感染者に入れられていたケースです。

回復途中なら、PCR検査が陰性の結果が出るまで待って、復帰すれば良いだけの話です。
入院、濃厚接触者の検査をするということですので、対応は陽性者と変わりません。

あくまで、この件に影響なくプロ野球の開幕できるということを強調したいがための微陽性と思われます

ひまり
陽性といえば100%陽性なのにね

微陽性へのネットの反応

プロ野球の為に作った慌てて作った新語だろ、微陽性って。
リーグやってもいいと思うけど、新語をつくってまでごまかすのはどうかと思うぞ。
微陽性などないと専門家も言っている。
ウィルス量が少ないって言いたいのは理解できるが、現実的には「陽性」か「陰性」しかない。どうしても開幕したいのはわかるが、印象操作は辞めて頂きたい
あまり重くない症状をアピールする為なのか微陽性という表現
確かに病気の進行具合をステージという言い方で区分けする時もあるが
虫歯は進行度関係なく虫歯だと思う
陽性よりも、陰性になる可能性があるとしても、他人にうつる可能性があるのなら、微陽性という表現は入らないと思う。
PCR陽性だったら無症状でも“感染者”だよね、感染者にカウントするんだよね、当然
何回も検査すれば、陰性という結果だって出るでしょう、検査に誤差があるんだから
微陽性とか言ったり、何とか誤魔化そうという雰囲気だね

出典:ヤフコメ

みんなに見破られている!
れん

まとめ

要約すると...

  • 微陽性とは、PCR検査でウイルス量が正常値ぎりぎりであり、病状が悪化したり、他人に感染させるリスクがほとんどないことを強調するための新語である
  • PCR検査で懸念すべきは偽陰性であり、ウイルス量が少なかろうが、陽性と判断されれば、陽性に変わりはない
  • プロ野球開幕が心配ないとの印象操作のために作った言葉だとネットでは極めて評判が悪い

PCR検査は、採取する検体の場所や、感染してからの経過時間で、検体中のウイルス量が少なければ、検出されず陰性と判断されます。
恐れるべきは感染しているのに陰性と判断される偽陰性で、今回偽陰性とされず、陽性と判断されたのは幸運だったと考えた方が良いと思えます。

これで、入院し、陰性になるまで確認することができ、濃厚接触者の感染の有無をはっきりさせることができます。

微陽性など新語を使わず、陽性として、抗体もできており、回復基調にあり、感染させる可能性は小さく、間もなく陰性となるであろうから開幕へ影響は小さいなどの説明で十分ではと思います。

微陽性をあえて使うことに、政治的な何かがあるのではと返って疑いを呼びます。

また、検体の採取の仕方で、検査結果に影響があることが分かっている中で、次回のPCR検査を、唾液からの検体に変えるというのは、理解できません。

厚労省が新たに承認した方法が話題になることを狙ったのでしょうか?発症してから10日以上は経っているでしょうに、なぜこれを使うのでしょうか?

唾液からの検体を用いる方法は、FDA(米食品医薬品局)が承認したという報道はありますが、WHOはどういう見解なのでしょうか?

さらに、陰性と判定されても、偽陰性率が70%とすれば、バラつきで、陰性に判断されたとも言えます。3度めが陰性であるとは限りません。

ひまり
どうも最近すっきりしないことが多過ぎ!

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