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太陽光パネル義務化いつから?メリットは?ネットの反応「設置費用が個人負担では!」「地震対策としてマイナス」 

小泉進次郎環境相が2030年度の温室効果ガス削減目標の引き上げに備えて、住宅への太陽光パネル設置義務化を考えるべきと訴えました。

これにネット上では、かなりの反発の声が噴出しています。

太陽光パネルの義務化が施行されるのはいつからと予想され、そのメリットはどこにあるのでしょう?

ネットでのデメリットの声も含め、これが本当に良いアイデアなのか検証してゆきます。

ひまり
なんだか思いつきに聞こえる!

太陽光パネル義務化いつから?

太陽光パネル義務化いつからとなるのでしょう?
小泉環境相が訴えたのは、2030年度の温室効果ガス削減目標(現行は2013年度比26%減だが、G7サミットまでに40%台削減に目標を上げる可能性が高い)達成のためには、住宅への太陽光パネル設置義務化を「視野に入れて考えるべきだ」という内容です。

住宅への太陽光パネル設置義務化を挙げた理由は、
洋上風力発電の本格的な整備は、2030年以降で間に合わない
陸上風力大規模太陽光は、新たに発電所を建設できる適地が少なく、景観悪化、騒音、環境汚染などをめぐる住民らとのトラブルが多発している
固定価格買取制度(FIT)に入札が導入され、国内の大規模太陽光発電所の新規開発が停滞している
地熱発電は熱源を探し当てるのに時間がかかり、早期の大幅増は難しい
など他の方法が難しいことからきていると推測されます。

また、パネルを設置した建物内や近隣施設で、発電した電気を使う自家消費をすれば、地方での大規模発電の際に問題となる送配電線の空き容量不足が障壁とならないのもメリットとしています。

2030年に、2013年度比40%台減を目指すとすると、9年以内に、再生可能エネルギーに大幅に置き換える必要があります。

これまでの削減実績
2019年の確定値が最近発表されました。2013年基準(100%)で、14%削減できて、これは、6年連続の削減で、2030年26%削減の計画以上の成果だということです。

しかし、2030年の40%削減に太陽光パネル義務化を間に合わせようとすると、あと9年で、削減をスピードアップする必要がありますから、すぐ取り掛かる必要があります。

しかし、現状や効果の調査、補助の仕組み、意見聴取、法案作成、国会審議、公聴会などを考えますと、1,2年はすぐ経過してしまいます。

従って、与野党が一致して成立に協力したとして、早くても2年はかかるのではと想定されます。

従って、精々2023年前半ではないかと予想ます。

まあ簡単にはできそうもない!
れん

太陽光パネル義務化のメリットデメリット

考えうる太陽光パネル義務化のメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

2030年までに、40%温室効果ガス削減に寄与が期待できる
他の方法では時間がかかり、2030年に間に合わない
・自家消費により送配電線の空き容量不足がクリアできる
再生エネ普及では、送配電線の空き容量不足が障壁となっているが、パネルを設置した建物内や近隣施設で、発電した電気を使う自家消費を行えば、この問題はなくなる
・景観悪化、騒音などまわりとのトラブルが比較的少ない
陸上風力で、騒音や景観の悪化、大規模太陽光発電では、景観悪化や環境汚染など地域住民とのトラブルが発生
・他の方法に比べれば、設置できる適地が多い
騒音などがなく、個々の住宅の屋根に乗せるとすれば、適地は多い
・自家消費により個々の家庭の電気代が削減される
災害時の停電対策となる
・個々人として地球環境へ寄与ができる

デメリット

・発電量が天候に左右される不安定
解消するためには、高性能の蓄電池が必要
災害時に被害を大きくする懸念
台風で屋根とともに吹き飛ぶ、地震で落下するなどの災害時被害を大きくする
・個々の家庭でメンテンスが必要
故障した場合の修理や、老朽化した場合の取り換え、処分など個々の家庭が対応することになる
設置の費用がかかる
補強が必要な屋根などではさらにかかる。
隣家とのトラブル
隣家の建て替えなどで、パネルへの日照時間が減るなどのトラブルが懸念される
太陽光パネルの廃棄
寿命を終えて廃棄時の環境への影響が懸念される
電気代が本当に安くなるかは不明
電気が余ったとしても、売電価格はかなり低くなっており、国全体の再生エネルギーの量が増えるとその分電気代が上乗せされるので、発電量不足した時の電気代が高くなる。
設置費、メンテナンス費なども考えると、トータルで、電気代が安くなると言えるか疑問

以上から、太陽光パネル義務化の詳細は不明であることを前提にしても、設置する個人にとっては、地球環境への寄与以外のメリットは少なく、多くのデメリットが、想定されます。

ひまり
送配電線の空き容量の問題なんて随分前から言われていたのに!

太陽光パネル義務化へのネットの反応

太陽光パネル設置の義務化と言うが設置費用が個人負担では誰もが同意できる政策ではないな。現状太陽光パネル設置で補助はほぼ無いと言っていいぐらいなのに安定した効果は天候に左右されるので微妙です。
「あるべき理想」は再生可能エネルギー、それは理解します。
ただし、今の発電効率や蓄電技術は発展途上、いきなりの全とっかえは無理です。屋根の設置も台風などで吹き飛んで被害を大きくしていることが問題になっています。
レジ袋廃止、次はスプーン廃止で、その次は太陽光義務化?
太陽光設置なんて費用もかなりかかるんだが、さらに、住宅用太陽光発電システムから火災発生とかリスクもあるのを理解されているんだろうか?
太陽光パネルを屋根に載せるというのは、地震対策としてはマイナスですね。
・・・既存住宅の場合は、屋根の強度が弱ければ、補強するか、屋根材を軽い材質に取り換えるリフォームをしないといけないのでは?
売電価格も低いし、パネルは高いし、そもそも家が高いから屋根が狭くて乗せられる面積少ないし、パネルが重いから補強いるし。で、義務化したら誰がそのコストを負担してくれるの?

出典:ヤフコメ

地球環境には寄与したいけれど 押し付けられてもね
れん

まとめ

要約すると...

  • 太陽光パネル義務化はいくら早くても2023年前半と予想される
  • 住宅への太陽光パネル義務化には、7つのメリットと7つのデメリットが想定されるが、地球環境に寄与する以外個人にとってのメリットはほとんどない
  • 高い設置費用を誰が持つ?地震対策としてはマイナス、思いつきでなくきちんとシミュレーションしてから発言をなど厳しいコメント多数

初期の売価が高い時期に大規模も含め、太陽光パネルブームが起こりましたが、売価の低下とともに、ブームは去りました。

環境庁としては、電力会社が絡んでくる送配電線の空き容量不足の問題をパスして、温室効果ガス削減ができる点に大きなメリットを見出して良いアイデアだと考えているのかもしれませんが、押し付けられる個人にとっては堪ったものではありません。

環境問題全体の戦略を十分練ってから、そのグランドデザインの一環としての提案を願いたところです。

ひまり
もっと大きな視点から考えてほしいわ!

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