コロナの緊急事態が全国で続き、外出や出社自粛が求められる中、「在宅勤務」「テレワーク、リモートワーク」を進める企業が増えてきています。
満員電車の通勤も早出・残業も苦にならず、良いことずくめかなとも思える在宅勤務。ただ家庭の「パパ・ママ社員」にとっては結構問題も多い様子です。
とりわけ気になるのは子供たち。「子供がいると在宅勤務は無理!」というパパ・ママたちの悲鳴のワケとは?「在宅ワーカー」たちはどんな対策を講じているのか、在宅勤務の苦労あれこれをまとめました。

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在宅勤務は子供がいると無理と悲鳴する人が多い
政府などからの外出や出社自粛要請を受け、また社内の感染リスクを減らすためにも、多くの企業で「在宅勤務」を導入する例が目立っています。東京商工会議所が3月に調べたところ、従業員300人以上の企業では在宅勤務が既に57%に増加。大企業では90%以上の導入率に達しているという調査もあります。
大都市部の「通勤地獄」は昭和の高度成長期以来まったく改善されず、「日本社会の悪い象徴」とも言われてきましたが、コロナ禍の中、やむを得ずではありますが、「テレワーク」によって社員の仕事環境が大きく改善されそうな動きが出てきたともいえます。
ところが在宅勤務も良いことばかりではなさそう。とりわけ家庭では父・夫、母・妻である社員からは「子供がいると仕事なんて無理!」「旦那が不機嫌。何とかして!」といった悲鳴も上がっているようです。
ネットなどで愚痴られている「子供の在宅勤務あるある」をまとめてみました。
・2歳の長男が「ミニカーみたい」とマウスを奪おうとしてきて、争奪戦になり落ち着いて仕事ができない。
・お客様とのWeb会議になると、決まって子供が「何してるの?何これ?」と乱入してきて、「だめだめ、ちょっとすみませんね、すみません」とたびたび中断してしまう。
・保育園や学童保育が休止のため、昼間はまず子供の勉強を見てやることが優先。食事・洗濯など家事や子供の世話もあるので、結局自分の仕事を集中してやろうとすると、子供が寝た夜中になってしまう。
・「休憩時間をこまめにとって子供の相手を」とやってみたが、ほとんど休憩ばかりになってしまい、仕事にならない。
・昼休憩は一時間しかない。この時間で料理作って、食べて、洗い物して…は厳しい。結局早朝に事前仕込みが必要になり、お弁当の用意に追われる普段の朝とあまり変わらない。
・昼休憩で子供とコンビニに一緒に行ったが、子供が「何にしようかな~」と決めるのが遅く「お菓子も欲しい!」とか我が儘まで言い出し、時間がなくなった。
↓2年前の動画ですが、英BBCの生放送で准教授がインタビュー中、2人の子が闖入してきて世界中が微笑んだシーン

みんなの対策をまとめてみた
サラリーマンの理想とも思われた「在宅勤務」ですが、実際にやってみるといろいろな問題もあり、特に「子供がいると無理」説も上がっている様子。では当事者たちは具体的にどんな対策をとっているのか、ネットの声を拾ってみました。
■1日のざっくりした自分と子供のスケジュールを壁に貼っておく。例えば「午前中はママがPCで仕事」、子どもは「宿題とピアノの練習」。午後は「ママはWeb会議」、その時間は子供は「イヤホン+DVDで静かにしている」など。
■夕方になると子供も「かまってほしいモード」になる。そのときはメールの簡単な返信や単純作業中心にして子どもと話をしながら仕事を進める。
また「パパさん」にとっても、在宅とはいえスーツ姿で顧客とのWeb営業会議をしたり、締め切りのある急ぎの書類作成、電話での問い合わせなど「お堅い」仕事も多々あります。
そんな時に限って「赤ん坊が泣きだした」「次女がだっこしてくれと泣き続ける」など、「泣きたいのは俺だよ」という子供絡みのトラブルもしばしばあるようです。
そこで東京・北区では「自宅近くの在宅ワーカー向け臨時オフィス」貸し出しサービスが登場。1日4人まで個室を提供し、机、電源やWi-Fiやプリンターを利用できるとか。基本利用料は6時間3000円程度だそうです(23日付東京新聞報道)。

今朝のテレワーク足元 pic.twitter.com/nLRD9RmXRD
— 黒柴凪 (@naginagi01201) April 23, 2020
在宅勤務で子ども対策・ネットの反応まとめ





出典:twitter
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まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 長引くコロナ禍で在宅勤務がかなり浸透。しかし一方で色々問題も…
- 父母社員は子供の面倒、食事、勉強支援などでむしろ家の方が超多忙
- 画面乱入、後ろで泣き声、マウス争奪戦…「子供いると在宅無理!」
「旦那がずーっと家にいるので3食準備が大変」「夫婦で互いに在宅勤務なので、ベストの場所取り合戦になる」「在宅でサボるどころか、むしろ働き過ぎになる」など他にもいろいろ苦労も多いテレワーク新時代。
ただ中には、ちょっとほっこりする話も。ある男性会社員は「ビデオ会議中、子供が度々画面に登場して恐縮していると、親の一面や温かみが暗に伝わったのか、普段厳しいお客さんが何か優しい微笑みや優しい言葉をかけてくれるようになった」。その後も仕事以外の会話が出るようになり、距離が縮まった感じだそうで、思わぬ「副産物」になったそうです。在宅勤務も悲喜こもごもですね。

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