コロナ禍で延期を余儀なくされてきた中、ようやく再開され始めたスポーツ界。格闘技でも動きが出てきました。キックボクシングの「最強王者」那須川天心選手が7月、シュートボクシングの若きホープ・笠原友希選手の挑戦を受けます。
笠原友希選手とはどんな経歴の格闘家なのか。笠原選手の戦績や強さ、試合の予想も探ってみました。

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笠原友希の強さ・戦績
キックボクシング団体RISEは7月12日(日)、「Cygames presents RISE on ABEMA」を開催します。感染予防に配慮して試合は無観客で、RISEとしては初の「テレビマッチ」。メインイベントは、キック界最高最強の〝天才〟那須川天心選手と、シュートボクシング・日本フェザー級1位の笠原友希選手の対戦です。
笠原選手は東京生まれのまだ19歳。兄も同じシュートボクシングのプロ選手です。8歳からシュートボクシングのジムに通い始め、アマで実績を積み17年にプロに転向。戦績は16戦15勝(7KO)1敗となっています。
デビュー以来10連勝で18年に挑んだ植山選手とのシュートボクシング・日本スーパーバンタム級決勝戦でTKO負けしたのが、キャリア唯一の敗戦。
その後の主な戦績では、キック界で数々の世界タイトルを持つ小笠原瑛作選手や、ムエタイ王者のルートチャイ選手(タイ)などにKO勝ちする強さを見せており、今年2月の試合まで5連勝中という勢いのある若手実力派です。
↓笠原vsルートチャイ戦動画
格闘技メディアによると、笠原選手は身長176cmと細身の長身で、長いリーチを生かした打撃技が持ち味。キレのあるパンチと前蹴りを得意とし、過去のKOの半数近くが打撃での勝利とされています。
若さもあり、戦績では数々の修羅場を無敗でくぐり抜けてきた那須川選手の半分程度とまだ少ないものの、伸び盛りの「立ち技界のホープ」笠原選手。「憧れの存在」に真正面から挑むキャリア最高の舞台となりそうです。

【#RISE ~立技格闘技 新時代~Episode_3】
今日深夜1時28分~ #TBS#RISE 再開❗️ #那須川天心 の対戦相手
SBフェザー級日本1位 #笠原友希 の最新映像公開✨
さらに天心の強さを元ボクシング世界王者が徹底解剖👀
さらにさらに #白鳥大珠 #原口健飛 ベストバウトも #格闘技 pic.twitter.com/77g7ZwO8Q1— TBS 格闘技 RISE (@tbs_kakutougi) June 27, 2020
笠原友希vs那須川天心はどうなる?予想してみた
那須川天心選手はご紹介するまでもなく、キック界ではもはや敵知らずの最強王者。RISE世界フェザー級王座やRISE WORLD SERIES 2019 -58kg級王者などの輝かしい実績を持ち、戦績は39戦39勝(30KO)と依然無敗継続中です。しかも堀口恭司、ロッタン、スアキム、志朗、江幡塁選手などトップクラスの強豪ばかりを圧倒して打ち破るなど、強さは世界に轟いています。
21歳の若さながら既に戦績十分、完全無欠の那須川選手。19歳の笠原友希選手はキャリアでは初めての「年下」との対戦となりますが、どんな展開が予想されるのでしょうか。
笠原選手所属のシュートボクシングでは、打撃・キック以外に、投げ・肘打ち・立った状態での絞め技なども認められますが、今回のRISEルールではそれらは禁止。しかし笠原選手は主に打撃技を得意としているため、あまりハンディにはならなそうです。
また身長もかなりの差。笠原選手が9cm高く、おのずとリーチ差も大きくなります。笠原選手のパンチは打ち下ろす形になり、ミドルキックなども長い距離から打つことができ、基本的には優位。距離をとった攻撃が那須川選手に通用するかが注目されます。

笠原選手が若さをぶつけてがむしゃらに前に出れば、噛み合ったファイトが期待されそうですが、一方の那須川選手は涼しい顔。最近のオンライン会見では「怖さを知らないのは強み」と警戒しながらも「僕も20歳でメイウェザーとチャレンジマッチをした。今回は逆の立場。一瞬で終わる可能性もある」と余裕を見せていました。

笠原友希vs那須川天心の予想まとめ





出典:YouTube
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まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 那須川天心半年以上ぶりの試合が7月に決定!相手は笠原友希
- 19歳の実力シュートボクサー。リーチある打撃や蹴りが特徴
- 天心は「逆メイウェザー戦かな。一瞬で終わるかも」と余裕
今回のRISEでは、那須川選手の対戦相手を決めるに際し、初の「公募」を実施。国内外の強豪たちから次々と応募が殺到し、その総数は100通超にもなったそうです。天心選手自身も経歴書を見ながら「この中で一番強いのは彼?」と白羽の矢を立てたという笠原選手。「横綱が胸を貸す」形になりそうですが、笠原選手には千載一遇のチャンス。「金星」を目指して果敢にファイトしてほしいですね。
