コロナ禍に揺れた2020年のプロ野球(NPB)も日本シリーズまで何とか無事に終了。シーズンを終え、ファンの次の注目は「個人表彰」です。
NPBによる各賞の発表を前に今回はセリーグの「新人王2020」は誰なのか、ズバリ予想してみました。表彰式はいつどこであるのか、日程とともにご紹介します。(出典:Wikipedia、スポーツメディアサイトなど)

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新人王2020の候補セリーグ発表はいつ?
プロ野球でそのシーズン最も活躍したルーキーを表彰する「新人王」(正式名:最優秀新人)。セリーグ、パリーグから各1人ずつが選ばれ、毎年シーズン後の秋に行われるNPBアワーズで発表されます。今年の新人王2020はいつ、どこで発表されるのでしょうか。

新人王2020などを発表するNPBアワーズのスケジュールは以下の通りになっています。
【日 程】2020年12月17日(木)
(第一部)ファーム表彰式 12:30~13:30(予定)
(第二部)本表彰式 16:30~18:45(予定)
【場 所】東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」
NPBアワーズでは新人王のほか、MVP、ベストナインも発表されます。また投手・打者各部門のトップ賞(最多勝、最多セーブ、首位打者、本塁打王など)の表彰や、正力松太郎賞、沢村賞などの特別表彰も行われるのが通例です。
ただ今年はコロナ感染防止の観点から出席者を最低限に抑えることになり、会場に招かれる選手や表彰者は正力賞、沢村賞、MVP、新人王のみ。他の受賞者はビデオメッセージの撮影などで対応するということです。ではセリーグの新人王2020として会場に現れる選手は誰なのか、次項で予想してみましょう。

新人王2020の候補セリーグ私の予想
新人王2020の発表は「17日のいつ頃?」かは予想が難しいものの、新人だけに開始からそう遅くない時間帯だろうとも考えられます。ではセリーグの「新人王2020」候補はだれなのでしょうか。
森下暢仁一択か
筆者独断で、といいたいところですが、多くのメディア予想でもほぼセリーグの「新人王2020」は広島カープの森下暢仁(まさと)投手で〝一択〟の状況です。
というのも、今季の成績がルーキーの間のみならず、全投手の中でも非常に優秀だったためです。森下投手は大分県出身。進学した大分商業高では現ソフトバンクの笠谷投手、川瀬内野手の後輩として同じ野球部でプレーしました。明治大に進むとエースとして活躍し、日本代表でもユニバーシアード金メダルに貢献。昨秋のドラフト一巡目指名で広島に入団したゴールデンルーキーです。
今季は期待通り先発ローテに入り、18試合(122回2/3)に登板して10勝(リーグ5位タイ)、勝率.769(同2位)、124奪三振(同3位)、防御率1.91(同2位)と各部門で上位の成績を残す活躍。マウンドさばきも堂々として、しっかり先発の柱の役割を果たしました。
奪三振能力の高さも冴え、奪三振率では9.10でリーグトップに。また規定投球回数にも達し、防御率1.91は1年目に規定投球回数に到達した選手では球団記録にもなりました。

2020シーズンレビューは #森下暢仁 投手 と #坂倉将吾 選手のインタビューをお届けします✨8/21広島vs巨人戦を中心に、今シーズンを振り返っていただきました!
12/17(木)午後2時45分~
J SPORTS 1放送&オンデマンド配信➡https://t.co/sr9dR97clz#jsports#carp #カープ pic.twitter.com/W9tC0oPogG— J SPORTS 広島好き【公式】 (@jsports_carp) November 30, 2020
対抗に戸郷翔征も
あとちょっとで個人タイトルに届く凄さだった森下投手の新人王対抗馬としては、巨人の戸郷翔征投手(とごう・しょうせい)が挙げられます。宮崎県出身、聖心ウルスラ学園高ではエースとして2年時に夏の甲子園に出場。18年ドラフト6巡目で巨人に入団しました。
今季は、巨人では桑田真澄氏以来33年ぶりという高卒2年目での開幕ローテを勝ち取り、力みないフォームからの150km台剛速球を軸に活躍し19試合で9勝6敗。シーズン後半にやや失速したものの、奪三振力も森下投手と遜色ない高いレベルでした。
果たして野球記者の投票先はどちらの投手に集まるのでしょうか。17日の発表が待たれるところです。

新人王2020の候補セリーグネットの予想・反応





出典:twitter
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まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- NPBアワーズの発表が17日に迫る。今年の新人王2020は誰の頭上に輝くか
- セリーグ筆頭候補は広島の森下暢仁。全項目上位、奪三振率はリーグ1位
- 対抗馬は巨人・戸郷。優勝に大貢献、日シリでも唯一人敢闘賞。記者判断は?
NPB新人王は、MLBの新人王、サイヤング賞などと同様、純粋に「記者がどう考えるか、どんな印象を持ったか」次第なのでなかなか予想が難しいところです。現状、セリーグでは頭一つ森下投手が抜け出ているとみられますが、ただ昨季のセリーグ新人王は、高卒2年目の東京ヤクルト・村上宗隆内野手が、社会人ルーキーの阪神・近本光司外野手を抑えて受賞しました。
もちろん成績内容が第一に吟味されるとはいえ、20歳の戸郷投手と23歳の森下投手。年齢という要素がどう加味されるかもポイントとなりそうです。
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