東京オリンピックの年のパニック

三狭ダムヤバイよ!日本への影響は?「株価暴落だけではすまない」「日本企業は早く撤退すべき」

長江中・上流域で降った強い雨の影響を受けた急激な増水により、三狭ダムの水位がこれまでにないほど危険な状態になったとして、大量の放水が行われています。

三狭ダムについては、昨年からゆがみが生じていて決壊の危険があるとの指摘がなされています。

今回の大洪水で、三狭ダムが決壊した場合、どのような事態となり、日本への影響はどうなるのでしょう?

現地メディアの声も含め、まとめました。

ひまり
最近の豪雨は想像を超えるから!

三狭ダムがヤバイ!?

上流が未曽有の大洪水に襲われ、流入量が過去最高となった三狭ダムは今決壊の危機にあるのでしょうか?

三狭ダムとは?

三峡ダム水力発電所は、長江中流域にある発電能力2,250万kWの世界最大の水力発電ダムで、水抑制・電力供給・水運改善を目的として、2009年に完成しました。
長江下流には、人口多い大都市の武漢、南京、上海があります

建設時から様々な問題が指摘されてきました。
140万人を超える住民の強制移住、史跡、景勝地の水没、土砂堆積の懸念などです。
また、ダム関連の利権が優先され完成を急いだため、設計上も施工上も問題があると指摘されることもありました。

昨年、中国の専門家や日本の地質学者などが、Google earthで2009年に撮影したダムの基礎部分の写真と2018年に撮影した写真を比較して、2009年はダムの基礎部分はまっすぐな直線だが、2018年には数ヶ所が湾曲していると指摘し、三峡ダムは大きく変形して(40メートルの変位)非常に危険な状態にあると、ダム決壊の危険性を訴えました。

当局はこれについて、フェイクニュースだとして、
1. ダムのゆがみの証拠とする写真は衛星写真であり、油圧工学の分野でのより専門的な垂直航空写真ではないため、斜めの角度で撮影されている。
斜め撮影の場合、ダムの変形や変位を正確に把握することができない(ドイツの専門家の話として)
2、 主に水位や水温の影響を受け、ダム本体は周期的に変形する。ダム本体の変形は弾性的であり、この変形は完全に正常であり、設計の許容範囲内にある。

と決壊の危険性を否定しています。

ただし、中国のネットユーザー(網友)の指摘によれば。当局は三峡ダムは2003年に、1万年に1度の洪水に耐えれると言っていたのに、2007年には1000年に1度、2008年には100年に1度の洪水に耐えれると次第にグレードを下げてきています。
また、2000年に、三峡ダムのコンクリートのひび割れが大きな領域に現れて、充填改修を行いました。

今回の大洪水

6月22日に、三狭ダムの上流にある重慶市で、初の最高級水位の「洪水紅色警報」が発令され、市民4万人以上が避難するなど、80年に一度ともいわれる集中豪雨で洪水が発生しており、「史上最大規模の洪水」と呼ばれています。

三狭ダムのある湖北省では、6月27日から7月1日まで継続的に暴風雨が発生し、合計14億21100万人が県内の14の都市と63の郡で影響を受け、そのうち3人が死亡、22,800人が緊急に移送されました。

6月27日14時 峡貯水池の流入量:毎秒20,000立方メートル
6月28日14時 流入量:毎秒40,000立方メートル、水位は、147メートルの制限を超える。
6月29日 2つの流出孔を開けて、放流
7月2日10時 流入量:毎秒50000立方メートル/秒 洪水基準に達する
14時 流入量:53000立方メートル/秒

急激に流入量が増えているため、大量の放流を余儀なくされています。

耐えられなければ大変なことになる!
れん

三狭ダムの日本への影響は?

三狭ダムの下流には、中国有数の大都市である武漢、南京、上海が控えており、ここは中国のGDPの約40%が集中するエリアで、三狭ダム決壊となれば、この領域の広範囲に水害が発生することが懸念されます。

被災者は少なくとも4億人以上に達し、およそ30億立方メートルの土砂が三峡ダム下流域を襲い、上海までが水浸しになるのではと言われており、大規模停電が起き、しばらくは復興もできない状況に陥るかもしれません。

この影響は中国に留まらず、日本をはじめとする世界経済に大きな打撃を与え、世界の株式市場は暴落に見舞われることが予想されます。

中国経済と結びつきが強い日本は、コロナ禍に続いて、大きな打撃を受け、株式市場暴落の可能性が極めて高くなります。

当然現地進出している多数の企業が被害を受け、停電や部品の供給が止まるなどしても操業ができなくなります。

日本にとっては、2重3重に大きな影響が出ると予想されます。

ひまり
コロナ禍以上の打撃になるかも

三狭ダムの中国への反応

現地メディアの以下の報道に対する反応を見てみましょう。

7月2日14:00に、毎秒53,000立方メートルのピークに達した後、7月4日8:00時点で、三峡貯水池の流入量は毎秒31,000立方メートルに減少し、第1番目の大量流入は通過しました。この時点で、三峡貯水池の水位は最大149.37メートルとなり、貯水容量はほぼ16億立方メートルで、揚子江の中流と下流の治水を効果的に緩和し、京江川の沙石駅の水位上昇の警告を回避できた。

素晴らしい!三峡プロジェクトは偉大である!
(放流は)とても美しく、壮大です。もっと大きくなることを願っています[笑い]
三峡貯水池の貯水容量は、長江の年間流出量に比べて小さすぎます。下流の洪水調節の安全性に影響を与えずに、水位を洪水限界レベルに維持する必要があります。洪水のピークに備えて、より多くの洪水貯水容量を確保してください。長江の洪水期はまだ終わっておらず、毎年いくつかの洪水ピークが見られます。
下流の武漢は大水に見舞われているというのに、このようにさらに、たらいに水を注ぐのですか?コメント

放流するには遅すぎるので、天気予報に従って事前に放水する必要がある。

出典:ヤフコメ

呑気な網友もいるもんだ
れん

まとめ

要約すると...

  • 三狭ダムが決壊の危機にあると言われている変位や建設時の問題などその理由とこれへの中国当局の反論をまとめた
  • もし決壊した場合、何が起こり、その影響がどうなるかを現地日本企業や株式市場について考えた
  • 三狭ダムについての中国の反応は、当局の情報統制もあり、このプロジェクトを誇る声もあるが、放流のやり方などに批判的な声も多い

三狭ダムの危険性については、台湾メディアもしばしば取り上げており、これへの中国のネットユーザの反発もあります。

建設後10数年稼働してきたのだから、今急に決壊するなど考えられないとの意見もあります。

しかし、今回の洪水はこの地区で、1949年以来最大とのことです。
日本と同様、現在は中国でも100年に1度かそれ以上の洪水が起こっても不思議ではない環境です。

そのとき、この三狭ダムが耐えられるのか、もし決壊すると中国はもちろん、日本にも大きな影響が及ぶことは容易に想像できます。

ひまり
中国発の災難はコロナで終わりにしてほしい

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