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バレル率とは?MLBトップ10と大谷翔平がすごい理由

MLBエンゼルスの大谷翔平選手が、メジャー全体でも本塁打数で上位を争うなど打撃好調です。そんな中、最近注目を集めているバッティングの指標があります。バレル率です。

打率でも長打率でもない新指標バレル率とは?大谷翔平選手のバレル率はどのくらい?バレル率が高いと何がすごいのか、MLBランキングとともにまとめました。(出典:Wikipedia、MLBデータサイトなど)

英語のバレル(barrel)の元の意味は「胴が膨れた樽」。そこから棒などの太い部分、野球では球が当たるバットの部分を示すように。ちなみに原油の単位バレルも昔樽で運んだことに由来するんだって!
ひまり

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バレル率とは?

今MLBで注目されているバッティングの新指標「バレル率」とは何でしょうか。まず「バレル」とは以下のように説明されています。

バレル(またはバレルゾーン)とは、打者が打席で球を打った時の、打球速度と打球角度の最適な組み合わせのこと。

・バレルの条件は①打球速度が158km/h以上で、②球をバットで26〜30度の角度で打つ―こと。

・バレルで打たれた球は打率5割、長打率1.500を超える可能性が非常に高くなる。実際にMLBで16年、バレルで打たれた球は打率8割2分2厘、長打率2.386を超えていた

ひまり
バレルは打球速度が上がれば上がるほど角度の範囲は広がっていき、閾値の187km/hならなんと8〜50度まで拡大するそうよ!

そしてバレル率とは、その打者の全打席中、バレルで打った打席の割合のことです。MLBの詳細データ「STATCAST」では「バレルの打席数÷PA(打席数)」で算出される率(%)として公表されています。

そして最新のデータを見ると、大谷翔平選手のバレル率が凄いことになっています。次項で見てみましょう。

https://twitter.com/AngelsRadioKLAA/status/1395443101422915584

バレル率MLBランキングトップ10

バレル率とはいわば「その打者がどのくらいの割合でバレルゾーンで打球を打ったか」を示す指標だといえます。5月26日現在のSTATCASTデータを見ると、MLB30球団のバレル率トップ10ランキングは以下の通りになっています。

・1位 大谷翔平(エンゼルス)14.3%

・2位 アクーニャJr(ブレーブス)12.8%

・3位 レイエス(インディアンズ)12.7%

・4位 ガルシア(レンジャーズ)12.4%

・5位 デバース(レッドソックス)12.0%

・6位 ジャッジ(ヤンキース)11.5%

・7位 オルソン(アスレチックス)11.2%

・8位 クルーズ(ツインズ)11.0%

・9位 ゲレーロJr(ブルージェイズ)10.9%

・10位 シーガー(マリナーズ)10.7%

このうち、26日同日現在のホームランランキングでも、ゲレーロ、アクーニャ、ガルシア、大谷、デバース各選手らトップ5がいずれもバレル率でも上位に来ていますので、明らかに相関関係があることが分かります。

大谷翔平がすごい理由

このように何と、大谷翔平選手は全メジャーリーガー中、バレル率がNo1だと分かりました。言い換えれば非常に高い確率で効率的に長打や本塁打を放っているといえます。

さらに凄い数字としては以下のようなものも挙げられます。いずれもMLBトップクラスです。

・打球初速の今季最高速度 … 119マイル(191km/h)

・フェアゾーンに打球を打った全本数におけるバレルの割合 … 22.6% 

大谷のバレル率14%はスタットキャストが算出を始めた2015年以来でも最高の数字らしい!
れん

大谷選手自身、今シーズン開幕前から本塁打へのこだわりを常に語っており、インタビューでも「打球にいい角度をつけたい」「飛距離が出たということは角度がいいということ」などと「バレル」に対する意識をよく口にしています。

メジャー4年目の今季、飛球率が33%とキャリア最高になっていることからも、いかに「バレルで打つ」ことで長打の確率を上げようとしているか、データ上からもよく見えてきますね。

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 大谷翔平また本塁打で15号!MLBで最近注目のバレル率でも大谷トップ!
  • 全打席中のバレル率14%超。MLBトップ10には本塁打5傑が入る高い相関度
  • 打球速度もトップの最速191km。常にバレルを狙う大谷の凄い打撃技術

日米で数年前から主流になっている「フライボール革命」。その理論的な根拠がこの「バレル」でもあります。

バレルが簡単でないところは「打球速度×角度」の兼ね合いという部分。重いバットをもの凄いスイングスピードで振り、しかもある程度以上の速球をしっかりジャストミートしないと、バレル理論に当てはまるバッティングはできません。

そのためには当然のことながら、メジャー平均以上のフィジカル、ボールをバットの芯で射抜く高い技術が必要です。大谷選手はじめ「バレル率トップ10」の顔ぶれを見るにつけ、彼らの「超人ぶり」をひしひし感じます。

れん
オータニサン、26日のレンジャーズ戦でも15号3ランホームラン!エンゼルスはもちろん、今やメジャーの主砲格だよね!(本業?は投手のハズなんだが…w)

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