東京オリンピックの年の経済

ウォーレンバフェットはなぜ日本株を買ったの?爆上げに安堵と疑問の声

著名投資家ウォーレンバフェットが率いる米投資会社が日本商社株を5%以上取得したことが明らかになり、商社株中心に日本株が大きく上げました。
米国株にしか投資しないと言われていたウォーレンバフェットなぜここにきて日本株に投資したのでしょうか?

彼の投資信条に照らすとこれはどのような意味を持つのでしょうか?流れが変わる兆候なのでしょうか?ネットの期待の声についても見てゆきたいと思います。

ひまり
きっと深い意味があるのね

ウォーレンバフェットが日本株買いの報道

ウォーレンバフェットが日本株買いの報道について見て行きます。

「投資の神様」として名高いウォーレンバフェット率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが日本時間31日朝、日本の大手総合商社5社のそれぞれの株式の5%超を取得したと発表しました。

この報を受け、31日の東京株式市場では5社の株価が急騰しました。

企業名
前日(8/28)終値
8/31終値
上昇率
配当利回り
丸紅<8002.T>
584.2
639.6
9.48%
2.35%
住友商事<8053.T>
1,260
1,374.50
9.09%
5.09%
三菱商事<8058.T>
2,332.50
2,512.50
7.72%
5.33%
三井物産<8031.T>
1,783
1,914
7.35%
4.18%
伊藤忠商事 <8001.T>
2,614
2,723.50
4.19%
3.23%
日経平均<.N225>
22,882.65
23,139.76
1.02%

前日比4%~9%と急騰しています。

ウォーレンバフェット(90歳)は、長期投資を基本とした投資戦略が有名で、多くの投資家から、その投資行動が常に注目されています。


コロナ禍で、デルタ航空(DAL)、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス(UAL)、アメリカン航空グループ(AAL)、サウスウエスト航空(LUV)などの保有していたすべての航空株を底値で売却したことが話題になりました。

これまで、米国株にしか投資しなかったウォーレンバフェットが日本の商社株をしかも5社を5%ずつと均等に購入し、今後株価次第では9.9%まで買い進める可能性あるという意味は何なのか非常に興味あるところです。

90歳で長期投資するなんて、ただものではない!
れん

ウォーレンバフェットはなぜ日本株を買ったのか?

ウォーレンバフェットの投資は、投資先の長期的な優位性を信じて長期間保有するスタイルです。
そのためには、以下を投資の判断基準としているようです。
・投資先のことを良く勉強し、自分の理解できない事業には一切投資しない
・長期的に見て、競争優位性がある事業かどうか
・収益を次の事業成長に再投資しているか
・ニーズは多いのに魅力的には見えない会社 バリュー株
・人が投資を手控えているときに積極的に投資

これまで、Appleやコカ・コーラ、 バンク・オブ・アメリカ、アメリカンエクスプレス、クラフト・ハインツなど、長期的な成長性が期待できる会社の株式に投資し、840億ドル(約8.8兆円)もの資産を築き上げてきました。

日本の商社株は、この基準からするとどう考えれば良いでしょうか?

商社株をバリュー株として、割安と判断したということが1つ考えられます。
配当利回りが5%を超える商社株があるということは、利益がを出しながら、株価は安値のまま放置されてきたと言えるのではないでしょうか?

倒産する可能性は極めて低く、多角的に商品を扱っているので、将来のある商品をうまく見極めてゆけば、伸びてゆく可能性の十分ある企業です。

商社という日本独特の企業形態が、コロナ後の世界で極めて有効ではと判断した可能性もあります。

以上から長期保有に値すると判断したのでしょう。

これに比べると、航空会社の株は、今後相当期間続くであろうウイズコロナ時代を考えると、確かに将来の展望に乏しいと言えます。

ひまり
影響力がとてつもなく大きい!

ウォーレンバフェット日本株買いにネットの反応は?

バフェットさんが買ったというニュースで今日はこれらの銘柄が大幅上昇してる。
これだけの影響力があるおじいちゃんはやっぱりすごい。
何に驚いたかって、90歳にもなるのに株の長期保有を考えいて、有数の資産家であるにもかかわらず、まだまだまだまだ資産を増やそうとしている事。
投資は分からないけど、この歳でぼける事もなく、気力充分でこれだけ元気なのは本当に凄い。
期待したいのはバフェットも目をつけたということで日本の株式が世界の投資家に買いとして注目されることである。
資源株として成長性に魅力と言うよりベンジャミン・グレアム的なアプローチなのかなと。簿価より安く倒産可能性が低く、なおかつ高配当利回りであり国債よりおいしい。という視点で魅力があるのかなと思います。
日本の商社は世界に類を見ない企業形態であり、過去冬の時代を何回もくぐり抜けて体力も付けてきたので当然の評価でしょうね。配当金も5%超えなんで投資先としてはまずまずなんでしょうね。

出典:ヤフコメ

確かに日本ではあまり見ることがないおじいちゃんね
れん

まとめ

要約すると...

  • ウォーレンバフェットの日本商社株買いの報道で、商社株が4~9%急騰し、日経平均も押し上げた
  • ウォーレンバフェットが日本の5社の商社株を買った理由は、バリュー株としてや、長期保有に耐えうるなど彼のこれまでの投資基準に合致したためと思われる
  • ウォーレンバフェットの日本買で、海外の投資家から日本株が見直されることを期待する声が多い

コロナ禍での乱降下の激しい株式市場で、ウォーレンバフェットの投資行動は日本の株式市場で大きな上げ材料になりました。

ウォーレンバフェットは2006年6月に資産の85%にあたる374億ドルを5つの財団に寄付するとともに、資産家が遺産を慈善運動に寄付する活動を、ビル・ゲイツと行うなど、単なる投資家に留まりません。

その投資行動も、理解できる事業を行っている会社を長期に渡って育てるという大きな観点で行っており、短期に売買を重ねて利益を上げるのとは一線を画しています。

ひまり
ちまちま稼いでいるのとは大違い!

-東京オリンピックの年の経済

Copyright© 東京オリンピック消滅の年、いったい何があった? , 2020 All Rights Reserved.