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スプリットとは野球での意味は?フォークとの違いも解説

エンゼルス・大谷選手が「リアル二刀流で3年ぶり勝利」など大活躍中ですが、そんなメジャーやプロ野球中継を見ていると色々な球種が登場します。「ストレート」「カーブ」あたりならお馴染みですが、最近は「スプリット」「カット」「チェンジアップ」など様々な〝専門用語〟が…。

野球の「スプリット」とはどんな意味?以前からよく聞く「フォーク」との違いは?今回は大谷投手も得意の球種「スプリット」をクローズアップしてみます。(出典:Wikipedia、スポーツメディア)

MLB中継を見てると「スプリッター」「カッター」なんて言葉も聞こえるわね~。どう違うのかしら
ひまり

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スプリットとは野球での意味は?

スプリットとは、元来は英語です。アルファベットで綴った単語「split」の主な意味は次のようなものです。

■split

(動詞)〈木材などを〉(縦にまたは木目にそって)割る、〈布などを〉縦に裂く。(縦に)割れる、裂ける。(名詞 )裂け目、割れ目、ひび。〔研究社 新英和中辞典より〕

野球でのスプリットは主に投手が投げる変化球の球種を指し、以前は「スプリットフィンガー・ファストボール(英: split-finger fastball、SFF)」という名称でした。これが略されて「スプリット」「スプリッター」と呼ばれるようになったようです。

「スプリットフィンガー」とは「分割された指」といった意味。「ファストボール」は「速球」ですので、直訳すれば「分けた指で挟んで投げる速球」といった意味になります。

投げ方としては、人差し指と中指でボールを浅めに挟んで、ストレートと同じような腕の振りで投げるのが一般的。このようにスプリットとは「速めの球速で、打者の近くで鋭く小さく落ちる変化球」と表現することもできそうです。

れん
MLBでは球種は大きく「速球系」「遅球系」に分かれ、スプリット(SFF)は前者、「スプリッター」は後者に入る落ち方の大きな変化球、って論もあるな。球種の区別って難しい…

スプリットとフォークの違い

野球の球種「スプリット」とは、投手が指で球を浅く挟んで投げる速球系変化球、という意味ですが、日本では昔からよく聞く「フォークボール」という球種とはどういう違いがあるのでしょうか。

一般的に「フォーク」は、人差し指と中指の間にボールを深く(ほぼすっぽり)挟み、手首の関節を固定したまま投げます。球を指から「抜く」のであまり回転せず、打者の近くで急激に落下するのが特徴です。

球を挟んだ形がフォークで刺したみたいだからこの名前になったとかw
ひまり

そのほか、野球解説者や専門家によって以下のような違いが指摘されています。

・捕手に届くまでに約10回転するものがフォーク、約20回転するものがスプリット。

・〝フォークの神様〟杉下茂氏曰く「フォークはナックルボール系の無回転で、回転するものはスプリット

・浅く挟むとスプリット、深く挟むとフォーク。速度もスプリット>フォーク

・MLBでは「フォーク」という呼び名はない。SSFかスプリッター。

・バットの芯を外しゴロを打たせたいときスプリット、三振を取りたいときフォークを投げる。

れん
フォークは長い指・大きな手の投手が有利。握力も必要で暴投の危険も大。だから投げやすいスプリットの方を覚える投手も多いらしい

スプリットが得意なピッチャーは?

どうやら日本の野球界だけの違いでもありそうな「フォーク」と「スプリット」。そしてなぜか、得意な投手もMLB、プロ野球とも日本人投手が目立つようです。代表的現役・OB選手(カッコは主な在籍チーム)は以下の通りです。

田中将大(楽天・ヤンキース) …… 150km近い球速で沈む「えげつない」決め球。

上原浩治(巨人・レッドソックス)…… 伝家の宝刀。直球と同じフォームで投げ空振りをとる。

大谷翔平(日本ハム・エンゼルス) …… 決め球の一つ。今季MLBでも球種の30%がスプリット。

岩隈久志(楽天・マリナーズ) …… 低めへのコントロールが抜群でダルビッシュ有も絶賛。

桑田真澄(巨人) …… NPBで先駆けの一人。直球と同じ軌道で見分けにくいとされた。

ほかにも黒田博樹氏、ダルビッシュ、澤村拓一投手らメジャーで活躍する多くの実力派投手が得意としています。

スプリットに関するネットの反応

大谷くん、スプリットが良い抜け方して偶然いい球になってる
なんでみんな大谷さんのスプリット振ってしまうのかってくらい低すぎる球w
スプリットか。フォーク程の落差は無いがスピードがあって腕の振りもストレートと同じ。厄介な球だ
佐藤輝明、145㌔以上の高めの真っ直ぐ、スプリット系の落ちる球はなかなか打ててないけど、甘い変化球は上手く捉えている
大谷のスプリットは、カートスズキがちゃんと止めてくれるのも大きい

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 野球の球種「スプリット」。フォークとはどう違うの?その意味とは?
  • 球を指で浅く挟むスプリット。深く挟むフォークより速く小さく落ちる
  • 得意投手は田中将、大谷、岩隈、上原ら日本人多く。MLBでは一時期忌避?

スプリットは80年代のMLBでは大人気球種で、254勝モリス、史上最多7度のサイ・ヤング賞クレメンスら名投手も得意だったそうですが、近年めっきり廃れたと言われます。それは「多投すると肘に負担が大きく故障につながる」と忌避する投手が増えたためです。

現在の得意投手の名が日本人ばかりな訳もそこにありそうですが、その後「故障しやすいとはデマ」との説も有力に。黒田元投手も「別に肘の負担にはならない」と否定し、MLBでも今では「正しいフォームで投げればケガはしない」と考えられるようになったそうです。

打者が「来た!」と思って満振りしたら当たらないのがスプリットの〝ミソ〟。正しいフォームかつ直球にもキレがあることが「スプリットを自在に操る」投手の条件だとも言えそうです。

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