東京オリンピックの年のパニック

5月6日以降の学校どうなる?早稲田などオンライン想定して動いてる大学続々!

政府の緊急事態宣言が全国に拡大され、迫るゴールデンウィーク中のコロナ感染拡大防止がヤマ場にさしかかってきました。全国の多くの学校もゴールデンウィーク明けまで休校が続く見通しです。

では連休が終わる5月6日以降は、各学校はどうなるのでしょうか。無事に授業が再開されるのか、はたまた地域によっては休校が続くのか。各校の対応は?前代未聞の「全学校閉鎖」からかれこれ2か月。「学校どうなる」の見通しを探りました。

ひまり
「オンライン○○」って良い面も多いと思う。逆境を社会の進歩につなげていくべきよね

5月6日以降の学校どうなる?

緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことを受け、17日にメディアが全都道府県の教育委員会に調査したところ、いったん授業再開を決めた県でも多くが休校に逆戻り岩手、奈良以外の45都道府県立学校が休校となっていることが分かりました。

岩手県は全国で唯一感染者ゼロ。奈良県は「在宅教育」を行っているので休校とは言わないそうだよ
れん

そして大学も多くは休校。これら休校中のほとんどの学校は、現在の緊急事態宣言の期限であるゴールデンウィーク終了の5月6日までを休校期間としていますが、では5月6日以降は「学校どうなる」のでしょうか。

そもそも最初の七都府県の緊急事態から2週間以上たった4月22日時点でも、まだ明確に「感染者が減ってきた」状況は見えません。このままさらに増え続ければ言うまでもなく、また減り方が少なくても、場合によっては緊急事態が継続される恐れがあります。「解除」するとしても全国一斉ではなく、段階的に行う可能性も取り沙汰されています。

そうなると依然として緊急事態対象の都道府県では休校も続けざるを得ない恐れも。2020年度の新学期は、5月になっても在校生も新入生も「学校に行けない」という異常事態となります。

仮にやっと再開できても「夏休み返上」「土曜授業」「1日7時限」「全員マスク」「音楽は鑑賞だけ」「体育も軽い体操だけ」「給食は班でなく個別に」「朝礼・発表会・文化祭・体育祭・部活中止」などなど、まるで学校生活とはいえない制約ばかりになりそうです。

こうした事態に対応し、在宅でも授業を受けたり発表会などができる「オンライン活用」を試みる学校も増えてきているようです。

早稲田などオンライン授業を既に想定している大学も

「5月6日以降学校どうなる?」。児童・生徒・学生も保護者も気をもむばかりですが、学校の中にはインターネットを介した「オンライン」で授業再開を目指すところも。特に大学ではオンライン授業導入の動きが続々と出てきているようです。

早稲田大では5月11日に春学期を開始し、授業は原則としてオンラインで行うと通知。他の有名私大も多くがオンライン授業、講義、ゼミなどを行う方針です。東大、京大といった国立大もオンライン授業が中心になるということです。

既にオンライン授業をスタートさせた大学も。秋田市の国際教養大は、学生の85%が寮生活のため他大学より感染リスクが高いと判断、新入生を含め全学生が、既に7月末までの300カリキュラムでオンライン授業を始めています。

ただ課題は、オンライン授業の機材や環境を全学生が等しく整えられるかという点。オンライン授業では一定機能があるPCや大容量のネット回線が必要ですが、経済格差などもありそうした環境が十分ではない学生も多いといいます。大学や自治体、大手通信会社などはPCやWi-Fiルーターの貸し出し、学生向け通信料値下げなどで支援する意向ですが、授業再開まで時間が少なく、全員に十分行き渡るか不透明な部分も。

また回線混雑で普段のような大勢の学生相手の講義が困難になったり、指導・質問といった双方向のやり取りが不完全など、技術的制約もある様子。やはり「全く去年と同じ学生生活」を再現するには、オンラインでは限界があることは否めないようです。

バイト打ち切りで収入が減っている1人暮らしの学生も。図書館も使えないし、大学や行政側は授業料減免・支援も考えるべきではないかしら…
ひまり

5月6日以降の学校へのネットの反応

中学校から『連休中に重要な連絡をする可能性が』って連絡メールが。うん。この空気で連休明けに学校再開なんて、ムリだよねぇ
5月から学校再開したら感染が拡大するかも。学校はやはり、三密の場だから
日本の学校より密度が低く見えるドイツでさえ「学校再開は実験。リスクがどれほどなのか教員も生徒も誰も知らない」
【悲報】休校が5月31日まで延びました。そして、再開しても1学期の給食は無くなりました
「この時期に伸びる子、伸びない子」とか、「親の力で決まる学校再開後の学力」とかいう記事の見出しが全力で私を殴ってくるんだ!

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 緊急事態宣言で全国多くの学校が5月6日まで休校継続。問題はその後
  • 無事再開できるのか。大学ではオンライン授業導入が急速に広がる
  • ただ経済格差で学生のIT環境十分といえず。小中高では依然高い壁も

大学生でさえオンライン授業は緒に就いたばかり、という状況で、ましてや小中高ではさらにハードルが高いのが実情のようです。文部科学省がこのほど休校中の全都道府県や市区町村教育委員会に調査したところ、自宅の子どもと双方向型のオンライン学習を実施すると回答した教委はたった5%しかなかったそうです。

「テレビ放送を使う」「教委が独自に作成した授業動画を活用」という学校もあるようですが、ITが進んだ中国・韓国など諸外国の教育環境とは雲泥の差。日本のこれまでの教育IT化がいかに遅かったか、必要に迫られた今になって現実を突きつけられています。

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