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羽生結弦の人気の理由3選!サーバーもすぐ落ちてニュースに.

コロナ禍のため今年前半はほとんどのスポーツが中止・延期に。ちょうどシーズン真っ盛りだったフィギュアスケートも3月の世界選手権などが中止になってしまいました。

ただ選手たちは気持ちも新たに来季2020-21シーズンへ始動。日本のエースである羽生結弦選手もその一人です。世界フィギュア界を牽引する羽生結弦選手の人気の理由とは?新シーズンに臨む羽生選手のこれからに注目してみました。

目次

羽生結弦の人気の理由3選

世界的なコロナ禍のため、3月に予定されていた今季のフィギュア界最高峰の大会・世界選手権は中止に。春から夏にかけて毎年行われるアイスショーもできなくなり、選手たちにはつらい半年間となりました。

世界フィギュア中止は、1961年に開催地プラハに向かう航空機が墜落し、米国チーム全員が死亡した事故の年以来。2011年の東日本大震災のときは4月に延期して代替開催されたわね
ひまり

ただどのスケーターも気持ちを次の20-21シーズンに切り替え、準備している様子。このほど日本スケート連盟も来季の特別強化・強化選手を発表。あわせて公式サイトの強化選手リストと選手たちの最新プロフィールを更新したところ、何とアクセスが殺到しサーバーが落ちる事態に。とりわけ羽生結弦選手のページはいまだつながりにくく(4日現在)、絶大な人気の根強さを示しています。

羽生結弦選手はなぜこれほど人気なのか。あらためて人気の理由を3つに絞って考えてみました。

1.フィギュア史に刻まれる戦績

宮城県仙台市出身の羽生結弦選手はいまだ25歳の若さですが、その実績は今や国民誰も知らない人はいないほど。まさに日本が生んだ「フィギュア界の奇跡」といえます。主な足跡を一覧でご紹介します(以下出典はWikipediaなど)。

■ソチ・平昌五輪金メダル連覇(66年ぶり・アジア初)

■男子史上初の主要国際大会全制覇のスーパースラム達成

■世界選手権優勝2度、GPファイナル四連覇

■全日本選手権四連覇

■5シーズン連続世界ランク1位

■14年・18年紫綬褒章、18年国民栄誉賞最年少受賞

2.フィギュアの理想に迫る超絶技術と美

ソチ五輪以来「男子フィギュア選手の頂点」に君臨する羽生結弦選手。スケートの技術や美しさ、表現力などもほぼ「フィギュアの理想」そのものといえるほど超絶。それは世界のフィギュア指導者らが下す国際スケート連盟(ISU)の公式ジャッジからも数字で証明されています。

■ISU公認大会で史上初のショートプログラム100点、フリー200点、合計300点超え達成

ショートプログラム112.72点、フリー223.20点、トータル330.43点世界記録保持者

■昨季までに世界記録を通算19回更新

■ISU公認大会で史上初の4回転ループ成功

■ジャンプ・スピン・ステップの全てに完成されたオールラウンダー

■ジャンプは準備動作少なく跳べ、踏み切りから着氷後の流れまで美しく跳び幅が大きい。得意の3回転半はどんな態勢でもほぼノーミス

■スピンの速さとポジションの美しさ、体の柔軟性なども特に優れる

れん
プログラムの良さも羽生君ならでは。どの演目でも曲・衣装・ストーリー性が凝っていて、名作が多いと確かに思う!

3.王子様ルックスと人柄・勝負師魂

羽生選手が絶大な人気を誇る要因は〝王子様〟そのもののルックスも一つ。小顔で手足が長い均整のとれたスタイル、すっきりした優しく甘い顔立ちは「リアル少女マンガの主人公」の評も。しっかりしたクレバーな語り口や、常に謙虚な立ち居振る舞いもファンを魅了します。

一方で競技に注ぐ情熱はまさに戦うアスリート。負けず嫌いで超人的忍耐強さ。完璧を目指して積み重ねる努力と演技への執念。重いケガなどを何度も乗り越え栄冠を勝ち取ってきた精神力の強さは、世界のスケーターの中でも抜きんでているといえます。

人気フィギュアアニメ「ユーリ!!! on ICE」よりもっと、現実の氷上の羽生君のほうがアニメっぽいとさえ思える…
ひまり

羽生結弦の今後

外見・内面・努力・実績・技術・才能……ほぼすべてが完璧なことこそが人気の理由ともいえる羽生結弦選手。25歳の今、フィギュア選手としてはベテランの域に入りますが、今後はどう競技と取り組んでいくのでしょうか。

アクセス殺到でサーバーがダウンした連盟サイトでは「一生懸命、全力でがんばります!」と短くコメント。6月にはアイスショーツイッターで「みなさんの前でスケートができるときのために、僕自身も全力で努力を積み重ねていきます」と元気に語っていました。

来季は北京冬季五輪前のプレシーズンという重要な年でもあり、現在世界選手権二連覇中のチェン選手(米)との「頂上決戦」にも意欲を燃やしている様子。世界初となる4回転半ジャンプを組み込んだ演技の実現など、羽生選手の「さらに上へ」の挑戦はまだまだ続きそうです。

ひまり
羽生さん、今年新設の「ISUスケーティング・アワード」の「最優秀選手賞」と「ベストコスチューム」の2部門でノミネート中。11日に発表だって

羽生結弦の最新のネットの反響

今やもう羽生結弦なしのフィギュア界は考えられない。彼は偉大な「個」になっています。そして、すべての王者がそうした存在になれるわけではないのです。以上タラソワさんの言葉
今日リア友に「試合とかアイスショー無くてさびしいのでは?」と言われ「マジガチしょぼんぬではあるけどいつも心に羽生結弦はいるので(真顔)」と返す
理想のおみ足は大野智さんと羽生選手です。ほっそりしてるように見えて前腿やふくらはぎが隆々としてるおみ足
羽生さんの影響力…世界中のジュニア選手が羽生さんのコピー衣装を着て演技してる
みんな羽生くんに甘えすぎてない? 彼の存在に胡座をかいてない? 彼が現役を続けてくれてる事は当たり前じゃないんだよ 永遠じゃないんだよ

出典:Twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 羽生結弦が連盟サイトでプロフィール更新後サーバーダウン
  • 絶大な人気の理由はフィギュア史に残る戦績・技術と美しさ
  • 王子様なルックスと燃える勝負師魂、強靱な精神力もファン魅了

フィギュア界も他の競技同様、大会がずっと開催できず選手は物心両面で困難な立場にあります。現在のところ、10月からGPシリーズ、NHK杯は11月下旬、全日本選手権は12月下旬と例年通りの大会予定が組まれていますが、世界各地で観客入りで無事に開催できるかどうかは今後の感染状況次第の面も。羽生選手はじめ日本選手の活躍を再び見られるよう、何とか通常開催にこぎつけてほしいものです。

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